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失敗のトリセツ

あの時こうしていればよかった


あの時こうしていればよかった。

こんな風に失敗を後悔することはありませんか?

人間だれしも、生きていればそのような経験はするものです。

失敗というと今の気分を下げてしまい、
あまりいい気分がしないかもしれません。

実際多くの人が過去の出来事にとらわれ、
今を生きることができなくなっているように思います。

ですが失敗することは悪いことではありません。

人間の成長というのは、失敗を改善しようとするときに起きます。
失敗とは成長のきっかけになるものなのです。

今回は、より良い人生を生きるための、
失敗との付き合い方を考察していきます。


受け入れて感謝する


人間は失敗を修正し、改善することで成長します。

成長の起点になるのは、「失敗」という、
一見気持ちのよくないものから始まります。

失敗に対して、その瞬間に反省し、
「次はこうしよう」というのが、
最も早く失敗から立ち直り、次に生かすための方法です。

行動を起こし失敗したほうが、
なにも行動しなかったときより成長します。


逆に成長につながらないのは、
失敗したことに対し、
「次はこうしよう」と反省し、気分を切り替えることをせず、
時間がたってからも、失敗したときの感情を引きずることです。

これは、頭の中で何度も同じ失敗を経験しているのと同じです。
実際に出来事が起きたのは一回なのに、自分から何度も気分を落としに行っている状態です。

何度も気分を落としに行ったところで、成長するわけではありません。
ただ疲弊するだけです。

成長するのはあくまで、
失敗の分析をし、次の方針を立てられたときです。

そこに感情は必要ありません。

感情が必要なのは、失敗した瞬間、
「もう二度と同じことは繰り返さない」
という意志を強く持つためです。

意志を持ったら後は淡々と頭を使います。
仮説と検証を繰り返すだけです。


このように考えると、
実は失敗というのは存在しないと分かります。

短期的に見て「失敗」と見えるものは、
長期的に見て、大きな成功を得るために必要な「経験」ととらえるべきものだっだということです。

それでも短期的には失敗したと感じることがあると思います。
そしてネガティブな気分を味わうことになるかもしれません。

そうしたときは、思い切りネガティブな感情を感じましょう。
制限せず、思い切りネガティブな感情を感じることで、
「絶対に次はこれを乗り越えてやる」
という意志をより強くも持つことができ、より成長することができます。

そして、少し経った後、あの時失敗してよかった。
と、感謝することができるでしょう。

その経験を繰り返すごとに失敗はないということが、
どんどん確信に近づいていきます。

失敗が怖くなくなっていきます。

失敗を受け入れ感謝しましょう。

するとやがて、

失敗など存在しない。あるのはただ経験。

という確信を得ることになるでしょう


新しい自分


失敗を分析し、次の方針を決め行動することで、
過去の自分が選択しなかった行動をとることになります。

これは、新しい自分になったということです。

何を選ぶかで人生は決まりますから、
選択が変われば人生は変わります。

新しいあなたとして、新しい人生を歩むことになります。

新しいあなたとして生きると、
また新たな失敗をし、選択を変える必要が出てくるでしょう。

そしてまたあなたは成長します。

これを繰り返すと、
よりあなたらしい「本当のあなた」
に近づいていくことになるでしょう。

このような成長の過程では、
一瞬一瞬大変だと感じることがあるかもしれませんが、
改善し向上していくことは人生の何より楽しい作業で、生きる目的そのものです。

失敗を歓迎しましょう。

失敗するためには行動することが必要です。


赤ちゃんが何度も転んで、それでも立ち上がって、
歩けるようになり、走れるようになる様に、
前向きに動き回り、人生を遊びつくしましょう。





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