アナタは待っているはずだった
アナタは待っている
わかっている、わかっているから、つめたい風がしみる中でも進んでいける
アナタはいつも待ってくれている
だからこそ冬の寒空でもいつものように歩んでいける
そう、いつもいつも、週に二度ほど会いに行くこと、知っているはずだよ
アナタは新しいんだ
会いに行くたびに、毎回毎回、ちがう数字が刻まれるよね
アナタは気まぐれだ
だってときには、違う姿勢で待っているからさ
そんな時だってあるさ、姿勢ぐらい変えたくなるときもあるよね
アナタは待っているはずだ、待っているはずだった
そう思っていた、早めに行ったのさ、だからこそね
でも、ごくたまにだからさ、何だか逆に嬉しくなっちゃってさ
【辛島信芳の著書】
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