マガジンのカバー画像

夫婦・親子・家庭・家族「マジビト」

115
「生ぐさボウズ」の中から、夫婦・親子・家庭・家族についての記事をまとめています。
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

おもしろいのモノサシ

おもしろいのモノサシ

20200823

“おもしろいか/おもしろくないか”っていうものさしを大切にする。“できる/できない”っていうものさし以上に。

「得意なことがあったこと〜今じゃもう忘れてるのは〜それを自分より〜得意な誰かがいたから〜」ってうたってる歌がある。

この歌詞でうたわれてる人は、オモローものさしよりもデキルものさしを優先順位高くしてたのかなとおもう。

デキルは、どこかで、“た

もっとみる
なにかをやらないことの可能性

なにかをやらないことの可能性

20200819

「バイオリンをやりたい」と娘のういが言い出したのが一年ほど前。

キッカケは『魔女の宅急便』のオーケストラの動画をみて。

妻のあすかも僕も、楽器を習ったりしたことなし。ましてやバイオリンなんてのはてんでわからない。

それでノロノロと教えてもらえるところを探して、スズキメソードにいきついた。

「バイオリンをやりはじめる前にまずは音楽教室からにしましょ

もっとみる
関数としての言葉(岡崎乾二郎『先行するF』)

関数としての言葉(岡崎乾二郎『先行するF』)

20200818

最近娘のういが「あなた」と言うようになった。昨日か一昨日くらいから。

日記みかえすと、「わたし」を使い始めたのは、2ヶ月前、4歳になってすぐくらい。

親バカおおいにあるけど、娘の言語はずいぶん達者だ。

「どこでおぼえたの?」とききかえしてしまうような言葉の組み合わせを度々つかう。

言語、道具としての言葉の力は、モノゴトをきりわけることに、おおきな比

もっとみる
恩返しよりも恩流し

恩返しよりも恩流し

20200814

僕が欲しているのは、“恩返しよりも恩流しができる環境”なんだなと、今日妻のツイートをみながら思った。

「自分をつくりかえようと思ってて」
とすこし前、友だちに話したことがある。

それはすこし違ったかもと、ふと思った。
ある意味であってるし、ある意味でちがってる。

つくりかえるのは自分の認識の仕方であって、自分自身の状態では必ずしもないということ。

もっとみる
気持ちよく受け流す

気持ちよく受け流す

20200809

車での移動中、娘のういが叫んでいた。

「う!き!わ!浮輪!忘れないでよ!ぜーったい!絶対!」

ってなことを、ずっとくりかえす。

さすがにうるさくなってきて、わかったよ〜おぼえておくからしずかにしてちょ〜、と言うと、

「タカは返事しないで!これはカカにいってるの!う!き!わ!…(くりかえし)…」

とのこと。

ちなみにカカ(=妻のあすか)は家にいる。

もっとみる
かっこいい娘

かっこいい娘

20200804

今日は先週につづいて、娘の音楽教室に一緒にいった。スズキメソード03コース。

「あしたはおなまえ返事できるんだよ!」と娘は前日から意気揚々と宣言していた。

参加している子どもが、なまえをよんでもらって返事をするのと、自分のなまえを言うのが、毎回冒頭にある。

「恥ずかしがってやらないんだよ〜」と娘は自分で毎回言っていた。通いはじめてたから約半年間

もっとみる
堂々と生きるあつまり

堂々と生きるあつまり

20200729

妻とおなじく、僕の実家も不仲。

というと、「夫婦なんてそんなもの、大げさ」みたいなリアクションあったりする。
わかりやすい暴力にはさらされていない。

だれがどう考えようと好きに、自由。
ただ、すくなくとも僕は、そういう“普通・当たり前の暴力”には屈したくない。

両親はしょっちゅう、どなりあっていた。

母親がキレる。我慢の限界に達すると父親がキレる。それ

もっとみる
妻とのケンカ

妻とのケンカ

20200717

妻とちっちゃいケンカをした。ケンカというか、僕自身のわだかまり。

妻がやりたいことをやってるときに、僕が娘の相手をしていた。

そのタイミング、僕は休みたかったし、別のことをしたかった。

ただ、娘は僕といたい時間だったらしく、それにあわせた。

娘との時間の最中に、妻に「◯◯どうする?」とたずねると、「いま◯◯やってるんだから待ってよ」と面倒くさそうなテン

もっとみる