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世界史論述みほん

世界史の論述問題です。サンプルです。
文字数は後で調整します。


問題

問1
イギリスの掲げたアフリカ縦断政策について、エジプト・スーダン両地域におけるイギリスの支配領域が拡大する過程を、120 字以内で説明せよ。

問2
ヨーロッパ大陸部がナポレオンの支配下にあった時期に、イギリスは、アジア・アフリカにおける各国の拠点を攻略し、利権を獲得した。これ以後の、現在の南アフリカ地域におけるイギリスと現地住民との関係について、120字以内で説明せよ。

問3
19世紀末から20世紀初頭にかけての、アメリカ合衆国による太平洋地域での支配領域の拡大の経緯について、以下の語句を用いて90字以内で説明せよ。
ハワイ パリ条約



解答例

問1
ディズレーリ内閣が財政難のエジプトからスエズ運河株を買収し、度重なる財政支援で同国を経済的従属下に置き、ウラービーの反乱を機にエジプトを、マフディーの反乱を機にスーダンを占領し、アフリカ縦断政策の障害となるフランスをファショダ事件で排除した。

問2
ウィーン会議後にケープ植民地では英国系移民が増加し、ボーア人は圧迫された。北上した彼らが建てたトランスヴァール共和国、オレンジ自由国の両国を、天然資源獲得を目的に、イギリスは二度のボーア戦争を経て併合し、自治領の南アフリカ連邦を成立させた。

問3
アメリカは米西戦争でフィリピン独立派を支援した。勝利したアメリカがパリ条約でフィリピンの領有権を得ると、フィリピン革命から米比戦争に発展し、同地域を併合した。ハワイでは、アメリカ系移民が王政を打倒して共和政を樹立し、アメリカに併合された。

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