【再定義シリーズ】 感応について その6 身体感覚と思考は同じ場所
最近伝えている事に、この世界の枠組み、というのがあります。
この世界をとりあえず5つぐらいには分けて考えたらいいんじゃない、という事です。
この世界をわからない、と決めると、あらゆる事が確率になり、よっぽどギャンブラーでなくては楽しめません。
この世界を陰陽二つに分けると、対立が起こり、戦争ばかりになります。
この世界を三つに分ければ三つ巴の関係が生まれ、三すくみになり、変化が少なく、落ち着いた環境になりますが、進歩も少なく、ワクワクは減るかもしれません。
この世界を四つに分ければ、理論的になり、先の未来を想像しやすくなりますが、頭でっかちになりがちです。
この世界は常に可能性に満ちていて、対立も出来るし、安心もあるし、未来にも期待できる。そんな自由があり、また、選択も出来る。この感覚をえるのに、まぁ、5つぐらいにわけたらいいんじゃないの、と伝えています。
その5つとはこんな感じ。
現実-肉体-身体感覚-思考-おばけ
とにかく、5つに分けて伝える、と気にしたので、それぞれのネーミングはそれほど気を付けず、作りました。
しかし、ちょっとこれを訂正した方がいいな、と今回、感応の働きを考えながら思ったので、ここでそれをお伝えしておきます。
先に「思考」として考えたもの。
それは肉体がなく、ひらめきに近いものとして定義しました。
自分が何かを思いついた時、それはおばけ(うらめしやーというおばけだけではなく、先祖、環境や常識、肉体のないものは全ておばけ)の影響だ、としました。
ひらめいた瞬間はそれは身体のどこかに違和感を感じた瞬間。そして、頭も回ります。
考える、というグループはひらめきの前ではなく、身体と同時、そして、それは身体感覚のレベルと同じ場所の方がしっくりきます。
ならばこれまで思考だと思っていたところは何、となりますが、これが「エネルギー」がちょうど、いいんです。
運動のエネルギーでも、場のエネルギーでも構いません。
脳が働く前、身体が動き始める前に、エネルギーとして何かが存在している、そう考えるとしっくりきます。
そして新しい世界観はこんな感じ。
現実-肉体-身体感覚、思考-エネルギー-おばけ
身体感覚と思考が同じところにあり、その前段階に自分ではなく、エネルギーがある。そして、そのエネルギーはおばけによってもたらされる、という感じです。
今、自分勝手に私はこの世界を定義しましたが、実は上にあげたものが「空じゃないもの」なのです。
視点をもう少し高めればこんな感じ。
空(未来)-空じゃないもの(現実-肉体-身体感覚、思考-エネルギー-おばけ)-空(過去)
という事になります。
これがあっているかどうかは知りません。むしろ、常識的、学問的に合う事はないはず。しかし、身体感覚的になら、それがいいんです。
皆オリジナルで、自分の世界観を持つ。これがそれぞれが個別の命を持ってこの時代、この世界を生きる事、だと思っています。
一応、訂正をして、お伝えをしました。
私に遠慮する事はありません。ぜひ、稽古の際、いや、あれは違う、あれはわからん、とガンガン質問してください。
言葉は足りませんが、それぞれの言葉にちゃんと動き、感覚があり、それも併せてお伝えいたします。きっと、オリジナルの世界観構築に役立つはず!楽しみにしています。
【つくば稽古予定】参加受付中
9/11 つくば稽古
つくば稽古では、主に「怪我の功名」について、詳しくお伝えしたい思います。座骨と心臓、そして、そこから胎児の感覚、魂の感覚、もう大変です(笑)。
基本もなければ、覚えなくてはいけない技もない。ペアを組んで号令に合わせて行う練習もありません。気楽に、興味本位でご参加ください。
詳しくはウェブサイトでご確認ください。
申込、詳細はこちらのページから
【甲野善紀先生】浜松稽古参加受付中
9/24(土) 甲野善紀先生浜松稽古
先生の稽古は受講の仕方が自由です。
見るだけ、聞くだけでも大丈夫。もちろん、しっかり、手を合わせて感覚を探る事も出来ます。
武術だから、と敷居が高いと思われる人もいるかもしれませんが、大丈夫です。
私は先生にお会いして人生がガラリと変わりました。こんな生き方があるのを知らなかったのです。その生き方とは「身体に従い生きる」という生き方。便利になりすぎて、皆すっかり忘れてしまっています。
一生に一度は甲野先生の稽古を・・・、そんな気持ちです。
詳しくはウェブサイトでご確認ください。
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