山口潤

稽古会の予定、問い合わせ、申し込みなどはウェブサイトからどうぞ。 http://www.karadalab.com/

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  • 身体感覚マンション理論

    身体をマンションのように見立てて考えてみました。 現在、地上6階、地下1階です。 各階層、それぞれ、性格が違います。 人の身体はマンションのよう。 頑張る人は1階に住み、自由を好む人は2階に住む。 寂しがり屋は3階に、夢見る人は4階にいる。 人から理解されにくい人は5階にいて、仕事命の人は6階にいる。 あと、地下には電気があるから、うまく使う事。 充電は大事。 こんな感じです。 なるべく1000文字程度で納めて、小さく更新していくつもりです。 適当に読んで、流して、ちょっとだけでも、身体を観察するきっかけになってくれたら嬉しいです。

  • 唇の術理のまとめ

    2022年に見つけた唇の術理についての記事をまとめました。

最近の記事

身体感覚の形あれこれ 試されて出来上がる立体

点から線、面にまでやってきました。 線という世界は思考の世界。頭の中にあるのは大きなホワイトボードです。 私たち現代人は多くの「理屈」を知る事が出来ました。口が達者になったのです(笑)。 ならば次にすべきはその達者な口を確かにする事です。 面というのは一枚の紙です。 その一枚の紙が積み重なり、本を作ります。 本は立体、塊です。 その立体を感じられる本がなくなり、デジタルデータとなりました。 デジタルデータとなった事でさらに多くの情報を手に入れる事が出来るようになりましたが、

    • 身体感覚とヒーリング

      私は思いを言葉にするのが苦手です。 ただ、身体感覚を言葉にするのは合っていたようで、突然、伝えたい事が思いついたりしています。Xなんかでは特にそうで、思いつきばかりで書いています(笑)。 昨日ポストした事ですが、何となく、noteっぽいな、と思ったので、こちらにも残しておきます。 11/18(月)は浜松、12/3(火)は東京で、ロングヒーリング稽古を開催します。 ヒーリングという言葉は曖昧で、この名前でいいんかな?と思う事もありました。ヒーリングという言葉で連想する事は

      • 身体感覚の形あれこれ 面にあるのは安心感

        ※11/21(木)に予定していた甲野善紀先生の浜松稽古は延期になりました。申し込まれた方には個別に連絡済みです。 点という形をみれば存在を確かにでき、集中力が得られます。 線という形をみれば行ったり来たりを繰り返して、流れを受け入れる事が出来ます。 では、次の次元である「面」とは何を与えてくれるのでしょうか。 点も線も、身体の中にあるものを手掛かりにその身体感覚を確かにしてきました。 点はそれぞれの部位、当然あります。 線は流れ、点と点を結んだ時、そこに力が流れます。生ま

        • 【カラダラボ】枕無しで寝るって楽しい!+稽古延期のお知らせ

          ※毎月、送らせてもらっているメルマガの転載です。スパム扱いをされて不着になってしまう事も多いようですので、こちらにも転載させてもらいます。 気がつけば11月も9日。今年がどんどんと減ってきてます! 同じ時間なのに、年末に向かうにつれ忙しくなるのは、私だけでしょうか(笑)。 今日は主に不定期稽古のお知らせでメールしました。 ただ、それだけではせっかくの機会がもったいないので、最新の気づきも伝えさせてください。 11月、ちょっと気をもんでいた二つほどの要件がすみました。気に

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        記事

          身体感覚の形あれこれ 線という形

          ※11/21(木)に予定していた甲野善紀先生の浜松稽古は延期になりました。申し込まれた方には個別に連絡済みです。 身体感覚とは何か?と考えると、複雑すぎて迷います。私たちの「頭」はすでに、複雑な物語を理解し、緻密な画像も認識します。 身体に比べて、頭の進化は止まらず、凄いところまで行ってしまっています。 身体の感覚を考える時、手がかりは「形」です。 形とは何か?だなんて、おそらく多くの人は考えません。これ、幼稚園児が積み木で遊ぶようなものだからです。いまさら、そんな勉強し

          身体感覚の形あれこれ 線という形

          身体感覚の形あれこれ まずは点

          ※11/21(木)に予定していた甲野善紀先生の浜松稽古は延期になりました。申し込まれた方には個別に連絡済みです。 久しぶりに発熱をして、2日ほど寝込みました。まぁ、寝込んだ、と言っても、非常に軽く、この機会に身体を休ませておこう、と思っての事です。 観察の稽古をしていると、寝ている時にだって気づきはあります。 今回もまた、寝ている事で気づく事もあり、改めて日常生活を稽古にする事のありがたさを実感しました。 その発熱からの気づきを通して、ちょっとここで身体感覚の形について改

          身体感覚の形あれこれ まずは点

          尻は後ろについている

          尻によってわかった大きな事があります。 それは、「多くの人の行く道の逆もいい」という事です。 今はユーチューブでも、「逆張り」みたいな戦法も使われますが、人の反応を頼りにしたものだと、どうしても、そこに確かさが持てません。 尻が見せてくれたのは確実な成果でした。 脚を後ろへと出してみたら、楽々と足が前へと進むのです。これが私の頭を混乱させて、おとなしくさせてくれました。 どんなに人気で権威があって、正しいとされている理論、方法があっても、現実にそこに違うやり方で抜群の成果が

          尻は後ろについている

          お酒と尻をくっつける

          尻によって気づかされた事はとにかく、バランスです。 私たちの身体は不安定なもの、いつも、そこには動きがあります。 その動きを放っておけば、倒れるのは当然。倒れてしまえば、動きは無くなり、死に至ります。 なんとか倒れないようにしなくては、と考えた時、力ずくではすぐに限界がやってきてうまくいきません。 人間が自然と見つけたのがバランスだったのでしょう。ただ、そのバランスはいつの間にか、機械へと任され、人の頭にはその機械を使い倒す、ちょっと力ずく的な発想が強く湧くようになってきまし

          お酒と尻をくっつける

          尻が動けばバランスが変わる

          暑い夏の日に上った石階段のおかげで尻の動きに気がつきました。 一月半ほど経ち、その尻は毎日、ちょっとずつ動きを良くしています。 地面には足がついています。つい、この足に力が入って踏ん張ってしまいます。 若いうちにはいいんです。無理が出来るうちなら踏ん張ってもいいんです。ただ、歳を重ねて老いていくと、頑張りも出来なくなってきます。その限界を真夏の石階段は教えてくれました。 これまでの歩き方ではダメだぞ、と身体が教えてくれました。 もっと楽に、と無意識が求めた時、身体はそれに応

          尻が動けばバランスが変わる

          尻の活用あれこれ

          脚を後ろへと踏み出せば足は前へと進む歩き方を見つけて本当に楽になりました。 毎日の生活の中で当たり前に行っていたいくつもの動作。頑張らないように、力まないように、と気を付けていたつもりでしたが、どうやらそれは私の勘違いだったようです。 そして、その力みの原因こそ、尻の不理解、尻を居着かせて止めていたからこそ、生まれていたようです。 これまで「尻あたり」についての術理はいくつもありました。 一つ一つの術理は大きな働きを出してくれたものですが、日常生活のスピードには合わなかった

          尻の活用あれこれ

          尻の大切さを学ぼう

          脚を後ろへと踏み出すと足は前へと進む。 この歩き方を探り、わかってきた事を書いておきます。 前回、「バランス」の大切さを書きましたが、シンプルに考えればただこれだけです。 しかし、バランス力を磨く時にはその「バランスを取るもの自体」の理解も必要です。今日はそのバランスを取るものの一つ、「尻」について話します。 脚を後ろに下げればどうなるのか、当然尻が後ろへと下がります。 逆に言えば、尻を後ろへと下げるために、脚を後ろへと下げるわけです。 さて、尻というのはなんでしょうか?き

          尻の大切さを学ぼう

          バランスについて改めて考える

          関東稽古を終えて、少し「頭」が働かない日々が続いていました。noteの更新が出来なかったのはそのためです。 今、「頭」としましたが、「身体」は疲れも気にならず、いつも以上に動きを続ける事が出来ています。 これは、「脚は後ろに踏み出せば、足は前へと進む」という新しい歩き方のおかげです。 疲れて前へと踏み出せない・・・、そんな時にも、脚は後ろへと進みます。尻は後ろへと進むように出来ているからです。 お尻が後ろへと落ちれば、後はその勢いをもらい、前へと進むだけです。 これに気がつ

          バランスについて改めて考える

          【再掲】下駄の効用

          ※10年ほど前の記事です。別ブログだったので再掲します。 今日は「下駄」の話をしようと思う。最近、ツイッターではつぶやいていたけど、あまりの効用にどうこれを伝えようかと考えているうちに時間が過ぎてしまった。  多くの人が「靴」を履く。しかし、ぜひ、「下駄」を履いてみて欲しい。そして、それを続けて欲しいと思う。そこにはもちろん、意味はあるし、効果もあるんだけど、続けられる人はそんな事を考えずに、普通に、下駄で過ごす時間を過ごして欲しいと思う。  ただ、私は頭でっかちな性格

          【再掲】下駄の効用

          関東稽古

          今週末から関東方面へと向かい、稽古会をさせて頂きます。 日程は以下の通りです。 5(土)クローズド 6(日)つくば 7(月)クローズド 8(火)午前午後 東京ロングヒーリング、夜 東京夜稽古 詳細、申し込みは下記のサイトからどうぞ。 私の稽古は「変」です。それは自覚しています。 これまで普通に学校教育を受けて、まぁまぁ大きな武道団体で組織的、なおかつ効率的な学びを受けてきました。 いくつかの書物で知識を得て、そこにも大抵は「良く出来た」方法で知識を与えてくれました。 タイパ

          日本人にとっての前と後ろ

          これは随分と「前」にも書いた事ですが、日本人にとっての前と後ろは実に、興味深いものです。そこには確かな身体感覚がある、と感じられます。 例えば、「前に書いた」という言葉ですが、これは「過去」を表す言葉です。 また、「この後の事はわからない」という言葉は「未来」を表します。 こんな事から考えると、日本人は未来に対して「背」を向けている、と思えます。 もちろん、この肉体そのものが背を向けているわけではありません。私たちだって、普通に前へと歩きます。 しかし、肉体とは違う身体感

          日本人にとっての前と後ろ

          脚を踏み出せば足は前へと進む、ただし猫背ならば

          「脚を踏み出せば足は前へと進む、ただし猫背ならば」 、と書きましたが、上手くやれば、反り腰だって前へと進みます。ただ、それは脚と足の関係を知り、それを邪魔しなければです。 前へと進むのに、わざわざ後ろに脚を踏み出さなくったっていいじゃないか、めんどくさいし、効率が悪い、と思うかもしれません。 肉体から離れ、思考の自由さに喜びを感じ生きている人なら余計にそう思うかもしれません。 現代はすでに、ネットの世界の方に重きを置いている人も多くいます。ネットの世界であれば、肉体の制約を

          脚を踏み出せば足は前へと進む、ただし猫背ならば