食いしばりの意外な原因 4 〜どう噛んでいますか?
前回までの記事は、
かくれ低血糖、カフェインや寝る前の電子機器など、
生活習慣と食いしばりの関係についてお話ししてきました
今回は「食事の時の噛み方」についてお伝えしたいと思います。
でも、まだまだ検証中
みなさんからの
「やってみたらこうだった!」
というお声をお待ちしています
まずは簡単なチェックから
今の食事中の状態をチェックしてみましょう
口の中で食べ物が自然に移動していますか?
特定の場所(左右どちらか)ばかりで噛んでいませんか?
あっという間に飲み込んでしまう傾向はありませんか?
顎が疲れることはありませんか?
噛み方って意識したことありますか?
普段、「噛み方」や「食べ方」を
意識したことはありますか?
「よく噛みましょう」と言われますが、「よく」ってなんでしょうか?
あなたは、「よく噛む」のが得意ですか?
ちょっとやってみましょう
スマホ(PC)から目を離して、
普段どんなふうに噛んでいるか
イメージしながらやってみてくださまず、最初の一口
どんなふうに口を開けましたか?
次に口を閉じて
口を閉じたまま咀嚼します
どの歯をよく使いますか?
口の中で食べ物が移動してますか?
よく噛めてますか?
よく噛んでから飲み込んでいますか?
いつの間にか飲み込んでしまっていませんか?
口の開き方について
食いしばりのある方によく見られる特徴として、
「口が開きにくい」「開いた口が小さい」というのがあります
歯科医院で「もっと口を大きく開けてください」と
言われた経験はありませんか?
食いしばりがある人は、
頬の奥にある噛むための筋肉群
に力が入っていて、
緊張して縮んでいます
その状態が続くとこんな風になってしまいがちです
口の奥まで開くことが難しくなる
食べ物を噛む時、
口の中のゆとりがなくなる「ただ歯を合わせる」「奥歯で押しつぶす」
だけの状態になりがち
より良い噛み方とは
実は、私たちの口は
本来もっとゆったりと使えるものなのです
一口を口に入れる
↓
やさしく口を閉じる
↓
モォグモォグとゆっくり噛む
↓
上下の歯を仲良く、
同じような圧力で使う
↓
唇、顎、頬の筋肉も一緒に動かす
特に下の2つがとっても大事!
モォグモォグ噛むことと
『上下の歯を合わせるように、上下同じ圧力で使う』
このように噛むと、
不思議なことが起きます:
自然と姿勢が良くなる
偏った噛み方が改善される
ゆっくり味わって食べられる
胃の調子も整いやすい
お口の中を広く使えることで
噛むための筋肉が気持ちよく動く
自然なストレッチ効果が生まれる
顎周りが自然とほぐれてくる
日常的な意識が大切
現代の日本では、
少々雑な噛み方でも
問題なく食事ができてしまいます
でも、私たちの体が最も影響を受けているのは、
この「毎日繰り返される何気ない動作」
なのです
実は、この「気づかない癖」が、
口の中の状態や食いしばりにも
大きく影響してます
少しずつで構いません
意識を向けていくことから
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