🌱#vol.1 🌱もっと、肩の力を抜いていこう〜多様性とは？（Frontier div.）〜

こちらのnoteは、カラビナテクノロジーの雰囲気や、社員紹介、社員同士のコミュニケーションの様子や価値観を公開することで、

カラビナのメンバーには、会社のことをより知ってもらいたい。カラビナメンバー以外の方には、カラビナのことをより知ってもらいたい。

という想いで執筆されています。

・カラビナメンバー
・カラビナにちょっとでも興味ある方
・面白そうな組織づくり・取り組みをしている会社に興味がある方

は、ぜひ読んでみてください♪

はじめに

今回の執筆テーマは、カラビナテクノロジーで開催されている、UP2（uz private party）の内容を包み隠さず公開しているものです。

UP2とは、代表のuzさんとカラビナで働くメンバー（4〜6人程度の少人数）の飲み会で、社会や会社で起きた様々なことを議論しています。

これを全社共有することで、

●同僚の性格・経験から培われた価値観を知り、話しやすくなる
●良いアイディアが生まれやすくなる
●自然と浮かぶカラビナらしさを強制感なく伝播させる

ことができ、結果的に自分の人生を自分の良い様に舵取り出来る人が増えるのでは？という仮説を持っています🫶

これらを知ることで、もっと肩の力を抜いて働く人が増えればな〜という想いもあり、社内向け記事のタイトルを🌱もっと肩の力を抜いていこう🌱としています。

それでは、飲み会の始まりです！🍻

今回のメンバーについて紹介

🥸Uさん：カラビナテクノロジーの代表。フロンティア事業部。
👩Mさん：フロンティア事業部のディレクター
👨Mさん：フロンティア事業部のエンジニア
👶Gさん：フロンティア事業部のディレクター兼バックエンドエンジニア
📢Sさん：アタックオフィス事業部の広報。当時、入社1か月目。

カラビナは会社の方向性が無い？

📢Sさん：どんな質問しようかな〜。あ、お便りが届いている？

社内に実施している匿名アンケート

👩Mさん：テクパ事業部のAさんから「会社の方向性が明確に定まっていないことが不安」という声を耳にしました。 会社の方向性が無いとしたら、uzさんの人生のゴールってどこなんですか？

🥸Uさん：そんなものないよ。行き当たりばったり。Aさんが、最も不安になる答えかな・・（笑）

昔の職場で、1年間の目標を決めて熱心に頑張ったんだけど、1年後にそれを達成しても全然面白くなかったんだよね。

だから、それってどうなんだろう…って感じになったの。

こんなに達成感がないのに、ビジネスパーソンとしてやっていけるのか？俺はやばいのか？ って思ってたんだけど、だんだんと、達成すること自体を目的にするのが、俺のタイプに合っていないのでは？俺はそういう人種なのか？って思って。

人生の目的がある人にとっては辛いかもしれないけど、そっちの方が個人的には面白い。

だから、うちの会社は行き当たりばったりだけど、何かが起きた時に最適な対処法を”その時々で”考えていく思想です。

ホラクラシーなのに、事業部制を取り入れたのは、いきあたりばったりですか？

🥸Uさん：事業部制を取り入れた経緯は、カラビナが大きくもないけど小さくも無くなってきて。

正社員が90人、業務委託が30人。合計120人弱いる。

みんながもう少し近しい感じで話とか仕事をしていける方が、みんなが発言しやすくなるんじゃないかな？って思ってつくったの。

小さいカラビナ（社）がいっぱいあるイメージかな。明確に損益をコミットしてもらうことが主旨ではないので、（いったん）バーチャル事業部制にしてるの。

ダイヤモンドヘッドの子会社になった経緯は？

🥸Uさん：昔、一緒に仕事をやっててお世話になった方に 「福岡に戻ろうかなと思ってるんです、、」という話を何気にしたら、「じゃあ、福岡でシステム開発会社を作ってくださいよー。」と言われて。

それから何年くらい一人だったんですか？

🥸Uさん：最初は0人。俺、（現在の親会社の）オイシックスで働いてたし。2015年8月～9月は0人で、10月から伝説上の人物となっているjonyさんが入った。

📢Sさん：噂のjonyさん。お会いしてみたいです。

🥸Uさん：11月か12月から2人目が入ってきて、その後、Kさんが入った。

創業したときは人集めから始めましたか？

🥸Uさん：そうそう。

ダイヤモンドヘッドから「エンジニアを採用して」って言われて探してた。でも、知り合いなんていないし、「エンジニアってどこいるんだろう…？」みたいな。

とにかく、いろんな人にエンジニアがいないか聞きまくって、 その結果、知り合いの知り合いの知り合いがjonyさんだった。

なんでエンジニアを集めたんですか？

🥸Uさん：ダイヤモンドヘッドの子会社で、システム開発の会社を作ってって言われたから。

いくつくらいの時ですか？

🥸Uさん：40くらい。

📢Sさん：世の中の40代では中々無さそうな機会ですね。

🥸Uさん：元々、そろそろ福岡に転職しよっかなって思ってたら 「会社作ってよ」って言われて「そっすね」って言って結構流してたの。

そしたら、「マジでそろそろ…」みたいな感じで連絡がくるから、「 あれ？本気なのかも…？」と思って。

場所を選定してたら「福岡で」って言われたのもあって、「いよいよ本気か！」みたいな感じになってきて。流れに身を任せてみてたら、こうなった。

こういう機会もあんまり無いし、「ま、いっか」みたいな。

uzさんとSさんが知り合った経緯

🥸Uさん：2014年位から一緒に仕事をし始めた。Sは、まだ新卒。（2年目位）

📢Sさん：よく覚えてないけど、仕事の仕方がよく分かってなくて、色んなことを楽しめてなくて。そしたら、知らない他部署のおじさんが話を聞いてくれて。それがuzさんでした。

上司になると思ってなかった。

🥸Uさん：元々、EC事業部にいたんだけど「次の期からは上司です」って感じで、人事に入った。

俺は「人事やりたい」っつったら、人事に配属してもらったの。そしたら部下として居た、みたいな。

👨Mさん：じゃあ、結構近くで仕事をしてた？

🥸Uさん：一時期は、一緒に仕事してた。新卒採用とか、採用サイトを作ったりとか。それがミッションだったんで。

そこのサイト自体は、制作会社に作ってもらったんだけどね。

サイトのコンテンツに当たるライティングは、ほぼやってもらった。

👨Mさん：📢Sさんに？（笑）

🥸Uさん：📢Sさんに。

📢Sさん：当時、uzさんと「すごいサイト作ろうぜ！」って話してて。

「森本千絵さんみたいな方に依頼できたらいいね」みたいな話してて。私が地元一緒だったからどうにか繋がれないかなって。

🥸Uさん：なんか言ってたね。

📢Sさん：で、森本さんにお願いできないかなって色々探してたら、 森本さんのお弟子さんがやってる制作会社の方と繋がることができて、一緒にやった。（uzさんが繋げてくれた）

👨Mさん：すごいオシャレなサイトばっか作ってんな。

📢Sさん：当時のディレクターさん、すごくいい方でした。 深夜も電話に付き合ってくれた。今思うと、ひどいクライアント…。

🥸Uさん：覚えてない（笑）けど、当時の働き方ってブラックだったよねｗ

📢Sさん：確かに。自らブラックな働き方をしてましたｗ

🥸Uさん：超ブラックな働き方してたわ、その時。

📢Sさん：そうですね。毎度、人事に注意されてました。

「残業時間がやばいです」って。「でも、仕上げないとやばいです」って。

そんな出会いでした。

ブラックな働き方とuzさんの教え

🥸Uさん：Sは、最初は大人しかった。

📢Sさん：新卒だし、どんな感じで仕事したらいいか分からなくて。

形のない何かに怯えてました。

🥸Uさん：もう、好きにやったらいいじゃんっつって。

📢Sさん：そうですね。好きにやりやすいってのもあるけど、uzさんは、耳の痛いフィードバックも、楽しい感じでしてくる。

例えば、私がめっちゃダサいラフをつくると、 「ダッサ！（笑）」って爆笑しながら教えてくれる。あ、私のラフ、ダサいんだ…って気づくｗ

🥸Uさん：だってダサかった（笑）

📢Sさん：ダサいラフからの、森本千絵さんのお弟子さんデザインよ！（なぜかドヤ）

🥸Uさん：最初はライティングの文章もすげえ硬くて。なんてアドバイスしたか忘れちゃったけど、何か言ったら、すごく文章がよくなった。

ちょっと、ぐっとくる文章になった。

📢Sさん：あ、村上龍を意識し始めたときだ。

🥸Uさん：おい（笑）俺は、村上龍を推奨した覚えはない。断じて違う。

📢Sさん：カンブリア宮殿の村上龍のナレーションをイメージし始めたときから、uzさんに褒められ始めた（笑）

組織の意識とヒューマンエラーについて

📢Sさん：uzさんに言われてすごく覚えているのが、「新卒に無いものは、決裁権限と人事権だけ。それ以外は、何をやってもいいんだよ」って言われて。「あ、そうなんだ」って思いました。

それまでは、全ての判断を「お伺い」してたんすけど。

🥸Uさん：それはもう、ずっと思ってるよ。今も変わらず、そう思ってるよ。ずっと思ってるから、主張してほしいんだよね。

みんなに主張してほしい。

「要は、こういう考えなんで、こういう風にして欲しい」みたいなことを、 すげえ主張して欲しい。

📢Sさん：カラビナだったら、できると思います。

🥸Uさん：なるほど。できない会社もある？

📢Sさん：状況にもよるけど、勝手にやったら、すごく怒られた時があった（笑）

🥸Uさん：業界にもよるね。全ての振る舞いに対して、許可を得ないといけない会社もあると思う。それはそれで楽っちゃ楽かもしれない。

ガバナンスがすごく大事な会社もある。それができなくなると、会社として致命的な問題が発生したりするから、しょうがないとこもあるんだよね。

📢Sさん：確かに、経験を積むごとに、業界や会社の状況によって、「このルールを大事にせねばならぬ！」ってのを徐々に理解できるようになりました。

🥸Uさん：いろんなとこで言ってる話なんだけど、 社長がいちいち全部考えるわけにもいかないし、 全部を俺が指令してみんなにやれ！みたいな感じでやってもらうと、 俺の発想の上限値は超えられないと思うわけ。

だから、みんなに自分で考えてほしい。

📢Sさん：uzさんが上司の時は、いちいち指示をもらいに行くんじゃなくて、「私はこう考えてるけど、どうですか？」みたいな感じになっていったし、 それをやっていいんだって思いました。

🥸Uさん：そっちの方が、自分の発想の域を超える何かみたいなのが出てくるわけなんで、 それがやっぱすごいウケるわけだよね。うん。

📢Sさん：はぁ。企画とか、クリエイティブな何かを社会に生み出すときにですか？

🥸Uさん：いや、もう、全てにおいてだけどね。

例えば👨Mさんとかが「プロダクト作りたい」とか「AIやりたい」とかってのも、 俺にはよく分かんないけど、とりあえずやってみたら何か生まれるのかな？ みたいなのがあったりするわけじゃなん。

👶Gさんとかも、それを実行してもらったら、 すごい面白いことになったりするかもしれないな～みたいな。

それをいろんな人がやる方が、ノンリニアな感じ。成長しなくてもいいんだけど、方向感としてはこう出てくるわけで。

それを見てみたいっていうか。

当時の職場ではそういう考え方は多数派だったんですか？

🥸Uさん：俺はどちらかというと、変な振る舞いをしてもあまり文句を言われない会社に居続けてるから、 それはないだろ！とか、それは駄目！っていう風に言われることはあんまり無いんだけど。

あんまり無いから、結構勝手にやってて。

ミスったら全力で誤魔化すっていう。

📢Sさん：uzさんがミスしてる姿って想像できないですね。

🥸Uさん：いや、ミスったこと数え切れないぐらいあるよ。 ごまかす方法は、ちょっとだけ用意しといて、ミスしたら全力でごまかすっていう。

📢Sさん：そうなんだ。

🥸Uさん：そうだよ！100パー成功するわけないじゃん。 新しいことばっかりやってるのに。ミスるじゃん。

📢Sさん：でも、見えない。うまく誤魔化してるんですね。

🥸Uさん：うん、誤魔化しテクは大分ある。

👩Mさん：その能力、欲しいな。

👨Mさん：カラビナでは要らないかな。

🥸Uさん：ミスしても、怒らないからね。怒らないけど、ちゃんとパフォーマンス出すってのはやってほしいなと思う。

適当にやってやってればいいや、だと、絶対成果出るわけねーじゃん！みたいな話になるから。

それよりは、何をやってもいいけど、絶対パフォーマンス出すというか、 結果を出すぞ！って思いながらやってほしい。

そうすると、ミスや失敗が、何かの学びになるやろ！みたいなのがあるんだけど。 そんなふうになってほしいなってのがある。

📢Sさん：昔の職場で「ミスなくトラブルなくやる」ってのが評価項目に入ってた。仕組みで解決というより、 ヒューマンエラーを潰しにいく。結果的に、気にしすぎて萎縮した気がする。

🥸Uさん：ヒューマンエラーは起こさないに越したことはないけど、 しょうがないもんはしょうがないもんとして受け入れるしかないし。

そうならないようにちゃんと仕掛けを作ろうや！みたいな話ができればいいだけっていうかさ。人に言われて気がつくってのが最悪のパターン。

だから仕掛けで気付けるようにするというか。気づく仕掛けを用意することで、気をつけなくても、できるようになるみたいなのが大事。

ティール組織とホラクラシーについて

📢Sさん：ティール組織って段階があるじゃないですか。 あれって、今どこか意識してますか？今ここぐらいとか。

参考：ティール組織とは？それぞれの組織モデルをわかりやすく解説

🥸Uさん：もう最初からティールしか意識してないよ。

それ以外の色は、あるよね、そうだよねっていう。

むしろ、1個前のグリーンは意識している。うっかり、グリーンになりがちなところがあると思うので、 グリーンにならないようにするっていうのが結構大事だなと思ってね。

グリーンってさ、みんながちゃんと同意しないと！みたいなことが前提になってんだよね。

だから、ティールって、そうじゃないんだっていうことを、 結構、強く意識しないとグリーンになりがちだと思うんだよ。

ですよね、先生？ティールの先生。

👨Mさん：はい。

👩Mさん：ティール組織がわかんなくなったら、とりあえず👨Mさんに連絡したらいいですよ。

📢Sさん：わかりました。

🥸Uさん：ティールってね、やりたい人がやるっていう形で基本はいいわけね。

いいんだけど、その他のサークルの人たちから同意というか同意じゃないや、 それに対するインプットがあるわけ。

📢Sさん：はぁ。

🥸Uさん：インプットに対して、「なるほど、なるほど。そういうインプットもありますよね～」みたいなことを受け取った上で、最終的に、自分的にはこういう風に決定するんだ！みたいなことが、できるといいなって感じ。

📢Sさん：なるほど。

🥸Uさん：だから、みんなで勉強していかないと、そういう感覚じゃなくなっていくところはあると思ってて。「全員がOK！」ってならないと駄目、みたいな感じになりがちっていう。

👨Mさん：そこが足りてないと思うかな～、カラビナに。勉強した方がいい。

🥸Uさん：足りてないっていうか、俺的には正直どっちでもいいところもあるんだけど、ティールじゃないと遅くなるのがやだね。

全員の合意形成をするっていうこと自体が、何かの意思決定を遅くする要因になるんでね。 それをしたくないって感じ。

📢Sさん：でもガバナンスミーティングとかあるじゃないですか。

🥸Uさん：それは、ティールって「概念」で、ホラクラシーは「ルール」だと認識しているから。

📢Sさん：ふ〜む？

🥸Uさん：ティールって概念を組織のルールとして確立してるのがホラクラシーって考え方。

だから、そこにピラミッド型の、例えば「稟議をあげて承認する」みたいなやつは、ふさわしくないから、はめられないわけだよね。

ルールとして、ホラクラシーってのをはめることをやってる感じ。

そこは、ちょいちょい勉強しないといけないのかもしれないよね。

👨Mさん：勉強っていうか、こっち側の教育が足りてないかなって思う。 教えてあげないといけない気がする。

勉強してねって言っても無理かなって。

👩Mさん：そういう話を、最近、👨Mさんとしてます。

🥸Uさん：そうなんだ。

就業規則とマネジメントについて

🥸Uさん：本来的には、それを自己判断でやれるようにしたいんだよね。

例えば、みんなが社長だとしたときに、例えば「出張経費分のバリューが、こんな風に出せるわ！」みたいなことを思うんだったらさ「やりゃいいじゃん！」みたいな話っていうか。

📢Sさん：なるほど

🥸Uさん：だけど、それを究極的にやっちゃうと、予算のあるなし問題の話になっちゃうから。

だから予算との調整をどううまく図るか？みたいなのは、 ちょっと考えないといけないなってのはあるんだけど。

でも思想としては、バリューでるなら、やりゃいいじゃん！みたいな話っていうか。

👨Mさん：そこまでできるのが理想形ですよね。

🥸Uさん：バリューでない出張してたら、何やっちゃってんの？って思う。

📢Sさん：昔、目的不明の出張でバリュー出てなくて、すごい叩かれてた人を見かけた。

🥸Uさん：叩かれてる人は、叩かれるべきだと思う（笑）無駄な出張してるだけじゃん！みたいな。

自由にしていいよって話はあるけど、 自由ってのはそういうことを気にせず、 好き勝手やれば良いじゃんって話ではないと思うんだよね。

わかるやろ！みたいな感じなんだけど。その辺は。

📢Sさん：ん～、私は叩かれてる人を見るたびに、その判断は難しいと思ったんです。

🥸Uさん：「君は、子供か？」みたいな話じゃない？そんなことも判断できないの？みたいな。

良識ある大人だったら、そんなことしないだろ普通！みたいな。

📢Sさん：確かに。ルールを守らない人のせいで就業規則とか社内のルールがどんどん複雑になっていくのは変な話だなぁと思って。

👩Mさん：どの辺がありえなかったんですか？

📢Sさん：勤務時間が見えなくて、確認したら勤怠申請と実態が大幅にずれてたり、 出張に行ってもアウトプット０だったり。

社内の関係者にも報連相してなくて「あの人、サボってるよね？」みたいな話になって。報告がない会食とか、就業規則違反なことをやってたり。

高い等級や役職がついてると、肩書で許されることも世の中にはあるのかなって思ったり。色んな人から裏で叩かれてるけど、実態を把握してない上席の方が決裁OKしてたり。

🥸Uさん：叩かれるべきだと思うけど。

📢Sさん：偉い人や先輩がそれをやると、それを真似しちゃう人が増えて、子どもが増えちゃう。そうなると、規則やルールを律儀に守ってる方が馬鹿らしくなる。かといって、制度改定の提案も大変。

こんなことって、多かれ少なかれ、よくあることなのかなって。

🥸Uさん：う～ん。もし、うちの会社が、万が一そうなったら、 いつでも強権的なマネジメントに変えるけどねっていう覚悟はもってるけどね。

📢Sさん：どっちもできるけど、今はあえてティールで運営してるんですか？

🥸Uさん：そうだよ。ヒエラルキーの方が楽だもん。 全体をマネジメントするという意味で言うと。

📢Sさん：恫喝で組織が回るから？

🥸Uさん：そうそう、俺が恫喝する・・って、これ、動画として残して大丈夫？（笑）

👨Mさん：あの時のuzさん、怖かったなって（笑）

🥸Uさん：すみません、動画を切り取られたら本当に困る・・（笑）

👩Mさん：会社を辞めようと思った時の切り札として（笑）

👨Mさん：リークされたとき、すごい悪い動画として流されるｗ

📢Sさん：本当にあったみたいな文脈になるｗ

🥸Uさん：本当にそんなやつがいない状態の会社にしとかないと、 自由を維持することができないわけですよ！

なんで、そこはすげえ大事だから、 そういう風じゃない人ばっかりにしておくことがめっちゃ大事。

だから、何してもいいけど、バリュー出す前提で考えてるんで！って人たちばっかりの組織だったら、細かいことをイチイチ気にしなくていいわけ。

ネットフリックスみたいに苛烈にしようとは思わないけど、方向感としては、近いところがあるかな。

📢Sさん：ティール組織っていうとザッポスが思い浮かぶけど、 ベンチマーク的な意味で上手くいってる企業ってそんな感じですか？

🥸Uさん：ん～。ザッポスって、冷たいわけじゃないけど、クールだと思うよ。合わないんだったら辞めて？みたいな感じの会社じゃん。

📢Sさん：サイバーでカルチャーが合わない5％の人には、退職を促すみたいな感じ？

🥸Uさん：サイバーそうなんだ。（ザッポスも）合わないんだったら辞めて！って会社だから、 入社して何日間かで「駄目だな」ってなったら、退職金を払って辞められる、みたいなオプションがあって。

👨Mさん：結構貰えますよね。

🥸Uさん：数十万だったと思う

📢Sさん：優しい感じもしますね。

🥸Uさん：優しいというより、”そういう会社なんで宣言”だと思うんだよね。

一旦、雇用したら「いつまでも居ても良い会社っていうわけでもないんで！」みたいな。

👨Mさん：ザッポス的にはそっちの方がお得なんですよね、やっぱ。

🥸Uさん：そう。俺もイメージ的にはそういう感じ。日本でそれはできないかもしれないけど、何か近しいイメージだなってのは、 結構、思ってる。

ネットフリックスは、もうちょっと「プロスポーツのチーム」みたいな感じ。 1軍にいられないなら、クビ！みたいな。

👩Mさん：厳しい。

🥸Uさん：だから、1軍にいれる限りは、すげえ自由みたいな。

何でも好き勝手やったらいいっすよ！みたいな。 だけど、いれなくなった時点で、もうクビ。

すごいドラスティックな何か経営の仕方をしてる。

📢Sさん：へ〜。

🥸Uさん：カラビナは、そこまでは思ってないけど、 ちゃんとする人たちがいっぱいいれば、マネジメントしなくて良くなるよねって思ってる。

ああしろ、こうしろって必要性がなくなるわけ。

目標設定と給与評価について

📢Sさん：序盤に出たAさんの質問に近いかもしれないんですけど、キャリアの作り方って、逆算して目標立ててやっていくやり方と、 目の前の機会をどんどんこなしていくタイプがあって。

人によって、どっちを選ぶ？みたいになってますけど、カラビナだと後者で合ってます？それとも、好きに選んでいいよって感じですか？

🥸Uさん：それは、個人という意味では、どっちでも良いと思っていて。

プロ野球選手になりたいって夢があるんだったら、 プロ野球選手目指せばいいじゃんって思ってるわけ。

📢Sさん：はいはい。

🥸Uさん：だから、そういうロードマップがあって、 こういうことやりたいんでっていうのは言ったらいいと思っていて。

それにできる限り合わせていって、 そういうふうなものを用意していってみたいなことをやればいいわけなんで、 それを出来るように頑張る！みたいな。そんな仕事を持ってくるみたいな話もそうだし、本人もそういうことをやりゃいいわけだよね。

みんな：うんうん。

🥸Uさん：一方で、そういうのがないんだったら、 目の前のことを一生懸命やれば？って思ってて。自分が何者か分かんないです、みたいな話なら、目の前のことをやれや！みたいな。

📢Sさん：確かに。

🥸Uさん：目の前のことでベストパフォーマンスを出せるようにしたり、 クリアするってことをやる度に、一つずつ魔法が使えるようになるわけじゃん。

その魔法はいつかどこかで役に立つわけなので、（現時点で）目標がよく分からないのであれば、何か（いま習得できる）魔法を覚えれば？みたいな感じ。レベル上げとけば？みたいな感じ。

👨Mさん：そこはカラビナの珍しいところというか、他の会社にないところ。

🥸Uさん：そう？

👨Mさん：そう。

だって、他の会社はみんなプロ野球選手になれよ！お前はプロだろ？みたいな感じで、常に成長させたがる。

そうであってもいいし、そうじゃなくてもいいってのは、多分マジでない。

🥸Uさん：だってさ、給与の正当性について、他のみんなが「それくらいか」って感じだったら、生存権くらい与えられてもいいじゃん？って思うんだよね。

ライフステージに応じた選択ができる？

🥸Uさん：みんなの人生にそれぞれのライフステージがあって、 このシチュエーションのときは「俺、そんなに仕事を頑張れねえわ」みたいな、もっと家族のことを、どうこうしないといけないってときに、 仕事で100％のパフォーマンスを出せますか？出せませんよね！ みたいなことって起きるじゃん。

そんときに、（俺が）何とかやっておくし、 ゆるくやるけど、給料上げてください！とか言いませんって話だったら、 まあ、いいよね！って感じになる。（というか、そんな感じにみんなにも思って欲しい。）

👨Mさん：どっちかよね、みんなぐうたらか、みんな頑張るか。

どっちもいていい会社が本当にない。

🥸Uさん：それはさ、今年はちょっと頑張って給料上げたい！みたいな感じならやればいいし、選べる方がいいんじゃないのかなって思って。

カラクラシーは評価制度の概念が違う

📢Sさん：一般的な会社の制度で選ばないといけないのは、マネージャーがいいかスペシャリストがいいか。

例えば、マネージャーになりたい人が多数いるけど、枠は1名だけ。6人チームで3人なりたい人がいるとなれば、必然的に競争し合う感じになる。

その限定枠みたいな、競争の概念が、ホラクラシーにないと思う。

🥸Uさん：例えば、ピッツァ分配をやってて 「今年は良いです」とか「今年はもう目標設定しないっす」は、 そういう風にしたら？って思ってるんだよね。

それは、俺が、毎年毎年毎期毎期目標設定させられて、 本当面倒くさい！って思ってて。

👩Mさん：実体験だった。

📢Sさん：確かに、管理職は・・。私は運用側の目線で大変と感じました。

🥸Uさん：いや、大変っていうか、やる意味あんの？って思ってて。

俺はそんなスタンスで仕事してるわけでもないし。いろいろ感じるわけだよ。もっと究極に言うと、俺はそんなことなんか設定されなくてもパフォーマンス出す！ って思ったりするわけ。

👨Mさん：究極、評価とか自分の給料も自動的に決まったらいいのに。各々が自分の技術評価したり。

🥸Uさん：それはそうだよね。そんなふうな感じで回るっていうのをやるにはどうしたらいいかな？ みたいなことを考えるわけだよね。

📢Sさん：某A社は、AIで目標設定できるみたいですよ。

👨Mさん：AIじゃ決まらんよ。だって目標は自分のやりたいことだもん。

📢Sさん：そうか〜。どういう算定基準なのか気になる。ある程度、何かのスキルデータを引っ張ってきて目標設定できちゃう職種なのかもしれないけど。

一部の目標が決まってるだけで、そっから微妙に手動で加筆したり 修正するのかも知れない。

👨Mさん：あるかも。期待する役割は自分で決めるみたいな。

大草原システムについて

📢Sさん：カラビナでは、頑張りたい人は頑張る！みたいなのが、「旗に近づく」ってことですか？

notionに書いてある組織文化と組織設計のページの大草原システムの説明を見たんですけど。

旗の近くに行きたい人は行けばいいみたいな。

🥸Uさん：そう、そういうイメージ。

仕事が面白いな～って思いながら何かやっている時と、 ちょっと距離を置いてマッタリしたいな～っていう時に、 両方やれる感じになるといいなって思う。大草原的な感じ。

👩Mさん：（カラビナに長くいると）肌感で分かるようになる。

🥸Uさん：肌感で！それって、（カラクラシーの）思想伝達ができているということでは？！

📢Sさん：肌感で分かるってすごい！私は、カラクラシーの事がまだよく分からないな・・。話変えるけど、uzさんって何で若者がもっと旅に行くといいなって思ってるんですか？

🥸Uさん：だってさ、全然違う概念の人たちがいっぱいいるわけだよね。そういうのに刺激を受けないはずがないというか。

俺の考えてることとか、そこでは常識外れじゃん！みたいなのとか、 こういうふうな感じのことやってるんだ！みたいなのとか。

すごくいっぱいある。 そういう刺激を受けに行く。多要素は大事だと思っていて。多要素の方が面白いとおもう。

俺が考え付かない発想が知れるし、俺と同じ考えの人より異質の方が面白いと思うし、 今の時代背景だと、そっちの方が生き残れる率が高いと思う。

外国籍ってだけでポイントアップ！

🥸Uさん：（俺は）外国籍ってだけで、若干ポイントが上がってるところがあって。海外で働くなんて、俺はできないって思う。

会社がローコンテクストな状態で運営されるって、めちゃくちゃ大事だとおもってる。

（日本は）雰囲気で分かれ！みたいなのが多い。

👨Mさん：uzさんみたいな人が上に立ってくれるのはありがたいですけどね。 全部守ってくれるから。空気も読めるし。

面倒なことは、全部uzさんに守ってもらって、 その下で、自由に仕事をするのが良いと思います。

🥸Uさん：そうだね。防御壁になるから、みんなもっと殻を破っていけばいいじゃんって思う。

👶Gさん：自分の母は、「いい社長の会社で働けて、ありがたいね」って言ってる。チャンスをもらってる。

みんな：いい話！

🥸Uさん：バリューで返して（照）👶Gさんさんは投資フェーズ。賭けてる。何十倍にもなって返ってくるといいなって思ってる。

📢Sさん：優しくは無さそう。uzさんは、良い意味でボランティアしないから。

🥸Uさん：そうね、ボランティアはしないね。七冠馬みたいなのが出るといいなと思ってる！

※七冠馬とは、1984年の皐月賞、日本ダービー、菊花賞など、👶Gさん1レースで7勝した競走馬のこと。勝ち続ける馬。転じて、「すげー活躍した馬」という感じ。

👩Mさん：私は期待されてないの？！

🥸Uさん：期待してるよ！最近は。

👩Mさん：昔は？！

🥸Uさん：昔は何言っているのかよく分からなかったから（笑）📢Sさんも何言っているのかよく分からないけどｗ

📢Sさん：いや、uzさんも何言っているのか分からないですけど（笑）まだチューニングフェーズです。目線の解像度が違うのかな〜

🥸Uさん：（笑）俺も自分の解像度がよく分かってないけどね。

📢Sさん：（笑）お互い、わけわかんないですねｗ

空気は読まない方がよい？！

🥸Uさん：📢Sさんは「よくそんな事を言えるな！」っていうことを （社長の俺に対しても）空気を読まずに言ってくるｗ

でも、それがいいと思う。みんな、もっと空気を読まなくていいと思うんだよね。

👨Mさん：読めていないのか、あえて読んでいないのか・・。

📢Sさん：う〜む。読みたいけど、読めない・・。

uzさんって、ガチギレする時あるんですか？

🥸Uさん：ちゃんと仕事しないのに対価を要求された時とかかな。 できないのはしょうがないけど、やれるのにやらないのは腹立つ。

👩Mさん：カラビナであります？

uzさんが怒っちゃうシチュエーション

🥸Uさん：ないない。ないから怒ってない。

自分の限界までパフォーマンスを出そうとして、それでも何かが足りないよってなったら、 「足りないね」って伝えるだけ。

自分の限界までパフォーマンスを出そうとして、それでも何かが足りないよってなったら、 「ここが足りないね」って伝えるだけ。

ま、何回も同じ失敗を繰り返していたら、「何考えてるの？（怒）」ってなるけど。

「自分なりに●●が足りないと思ってるから、こういう風にしたい。」みたいな話になれば、 「方向性として、そういう足りないんじゃないんだよ！」みたいな話になるけど、 何もやってないという話になると、話が違うだろ（怒）ってなる。

自分なりに、その辺を考えろやって思う。 自分なりに考えるから、初めて成長していくというか。

自分で考えたやつをぶつけて、 初めて、ここが違うよね、みたいな話ができるから。それで、良くなっていく感じだと思うんだよね。

👶Gさん：それをやったら、お金が生まれていきそう。だけど、日本人は遅いと思う。面白い！と思ったらビジネスを始めるってのが、日本でもしやすくなるといいなと思う。

👩Mさん：uzさんに褒められると嬉しい。でも、絶対に褒めてくれない。だから、仕事で上手くいったことがあったときに（自ら）「褒めてください」って言った。 そしたら、褒められた（笑）

🥸Uさん：（笑）確かに、俺は褒めないね。直接的なリクエストくれたら、褒めますｗ あとは、勝手にやって、「すげーじゃん！」ってことが起きると、いいなと思う。自分で考えて勝手にやって成果出るとか。

👩Mさん：失敗してもいいんですか？

🥸Uさん：失敗したら隠せばいいじゃん（笑）ドＭなら言えばいいけどｗ

全部を赤裸々に語る意味ないと思う。相談とか学びの共有ならいいけど。

そんなことより、10個トライして、そのうち1個が面白い感じになったんですけど！って感想共有してもらった方が面白い。

📢Sさん：私は、失敗や成功の要因抽出が苦手。

uzさんは過去の経験からどんな風に振り返りをしていますか？

🥸Uさん：俺はそれなりにみんなより歳をくっているというのがあるけど、 同い年でも俺より経験不足な人はいる。

トライも失敗も成功もしてないと、引き出しって増えない。

経験年数もあるけど、単純に年数を重ねても、謎の怪物と闘ってない人とは（経験値が）違う。

Oさん（70歳過ぎても活躍してるすごい人）とかすごいでしょ？

色々トライして、しかも記録更新し続けてるんだよ？

📢Sさん：たしかに・・！

編集後記

このページのカバー写真を選ぶとき、最初は「ほっこりできる写真がいいなぁ」なんて思ってました。企業文化とか堅いし、長文って疲れてる時に読めないし。

だから、🐈とか🐶とか癒される動物の可愛い写真を探してたのだけど、何だかしっくりこない。もう少し、カラビナらしいものってないのかな？ってことで考えました。

カラビナはスタートアップじゃないけど、ベンチャーマインドがある。
世の中的には大谷翔平すごい！ってのがあるけど、みんながスターを目指してるわけでもないよな。ゼブラ企業に近いかな？大草原で生きてるんだよね？と思って設定しています🦓

みなさんは、どう思いますか？😊

ゼブラ企業とは？より引用