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今年読んだ漫画と本と、ゲームの話。【書籍編】

早いものでもう2023年が終わろうとしている。
今年は漫画や本、ゲームに昨年以上に触れた一年であったため、良かった作品や伝えたい作品を備忘録として残したいなと思い、ここにその一部を載せていくこととする。

載せるにあたり、ルールを設けた。
・漫画は5巻以内のものに限る。
・ゲームと本は今年発売でなくても良い。
一応、ざっくりそんな感じで進めていく。

まずは、本。
ほとんど女性同士の関係性を描いたものしか読んでいない。どうも自分は男女の恋愛の物語を読むのが苦手なようで、数冊読んだが読み進めるのが苦しかったり、面白いと思えなかったりすることがしばしばあった。
 そのため、紹介するのは女と女の物語ばかりになってしまうが許してほしい。自分のツイートがあるものはそこから引用して、記事が長くならないようにまとめていこうと思う。興味を持ったらぜひ読んでいただけると嬉しい。

森をひらいて/雛倉さりえ
自由になるため、彼女たちは森を作る。
百合が好きな人にはぜひ読んでいただきたい作品。

・光のとこにいてね/一穂ミチ

幼い頃、結珠(ゆず)は母親に連れていかれた団地で、果音(かのん)という女の子と出会った。環境は違えど、母親の存在が絶対なところがよく似ていた二人は、結珠の母親の用事を待つ間こっそりと遊ぶようになるが、ある日を境に彼女が団地に連れてこられることはなくなった。
それでも、彼女たちは時間を飛び越え何度も引きつけられるように巡り合う。これぞ、女と女の物語である。最高と言わざるを得ない。

・何年、生きても/坂井希久子
“(前略)姉さまを手に入れるのは、このわたくしでした。 男たちよ、ざまを見ろ。”
私はこの乙女の宣言にすっかり撃ち抜かれてしまった。
命懸けで姉さまを守りきると心に決め、戦火の中を駆け抜けていく姿のなんと強く美しいことよ。

・愛されなくても別に/武田綾乃
私はこういう形の女と女の物語も大好きだ。
恋愛ともただの友情とも違う、お互いがお互いを必要とする唯一の関係性を何と呼ぼうか。

職場の近くに本屋があるため、本当に助かっている。
Xで見かけた本を買ったり、表紙を見て面白そうだと思って買ってみたり、今年はここ数年で一番本を読んだ年だった。
普段漫画を読むことが多かったためあまり意識していなかったが、文字情報のみから読み取ろうとすることで想像力を働かせるため、読む際の没入感が漫画よりも一層深くなるように感じた。

読書はやっぱり楽しい。
皆さんのおすすめ作品もお待ちしております。

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