記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ジュラシックワールド新たなる支配者~ポリコレ的に正しいジュラシックワールド~

新旧シリーズの主役メインキャラとヒロインが両方でてきて、
それぞれ別のストーリーで進行するけれども、途中で合流し、
一堂に会するシーンでは思わず感動した。

よく考えたら、み~んな白人だったのだけれど。

2021年という時代性なのか、今作は黒人男女とアジア人男性も主要キャラで加わる。

黒人男女は二人ともイイ人キャラ。悪い人は白人。
アジア系男性も、図らずも自分の技術で悪事に加担してしまったけど、
深く後悔し、もとに戻そうとしている。

倫理的にもアクション的にも、最もカッコいいのは黒人女性。
白人の新旧ヒロイン二人も、きゃあきゃあいうのではなく、知的にもアクション的にも活躍している。

こんな言い方するのは、昔のハリウッド映画のキャラが、ジェンダー的にも人種的にもステレオタイプだったから。

子供の頃テレビで見た「なんとか曜ロードショー」では、2週連続で(たぶんホラー映画とパニック映画)、黒人さんが、徹夜で見張らなきゃいけない時に居眠りしてしまって、幽霊やら動物やらの侵入を許してしまう
シーンがあった。

戦争映画にも、そんなシーンがあったような記憶がある。
大事なところで怠けたり、居眠りしたりするのは黒人さん。

ヒーローは白人男性。

子供心にも、何かおかしいのでは?って感じてた。

今、人種的配慮でつまらないという人は、過去の映画をもう一度そういう目で見直してみると、また違うかなと思う。

有色人種が全員イイ人カッコいい人で、白人が悪い人さぼる人、みたいな映画が数本できた位じゃバランスとれない。

ジェンダーに関してもそう。

ジュラシックワールド新たなる支配者は、ジュラシックパークから始まる
全六作のラストとして、すごくよくできた締め括りだったけど、

つい、ジェンダーと人種バランスも目についた。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集