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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー ネタバレ感想

監督:ライアン・クーグラー  出演:レティーシャ・ライト、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ

主人公であるブラックパンサーを演じる俳優さんが、亡くなるという大きな危機に、代役を立てることなく、劇中でもブラックパンサーが亡くなったという設定にしていることに、とても交換が持てました。

ブラックパンサーかつ国王を失った後の国ワカンダの姿。
大きな戦力であり象徴を失ったワカンダに対する、諸外国のなめた態度。
残された家族~突然国王になり諸外国にしっかり対応する母、兄の死がなかなか受け入れられない妹~。

そして、新しいブラックパンサーの誕生、新たな敵との闘いと共存
を丁寧に描いています。

前作主人公の妹が新しい主人公で、ブラックパンサーというのが画期的!
超優秀なエンジニアだった彼女が、肉弾戦もやるようになりました。

新たな天才女の子エンジニアも登場!王であるお母さんが、この女の子を守ろうとしてお亡くなりになってしまいます。

マイティ・ソーでも、王妃はよその星からきた女の子を守って亡くなってましたね。母たちの無私の愛が強い…。

そしてアベンジャーズシリーズは、エンドゲームでもそうだったように、
大きな喪失をなかなか受け入れられないキャラの姿を、丁寧に描いています。

スーパーヒーローだろうが、宇宙人だろうが、大きな喪失は受け入れるのに時間がかかる。立ち直るなんてそのあと。そのへんが人間ドラマとしても見ていて面白い所です。

今回新たに、まだ人類は知らない海中のミュータント帝国が登場!
ワカンダと激しい戦闘状態になります。

最終的には和解して、ワカンダ・フォーエバーだけど。

おい海中帝国!・・・全面戦争する必要あった?リスク高すぎ短絡的過ぎ…
犠牲大きすぎ。

前作で登場したCIA捜査官エヴェレット・ロスと元妻の、アメリカ映画で良くある「別れた元妻の方が出世してる」やり取りも面白いです。
(無理やり米国からませた感もややあるけど)

この作品単体で見てもわかるストーリーになっているので、みんなワカンダ・フォーエバー!してほしいです!

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