映画「素晴らしきかな、人生」は演技力にかかっていた
この監督の作品は、プラダを着た悪魔で有名で、私も好きだったので、とにかくテンポも良いし、俳優がうまいんですよね。
というわけで、だいぶ遅れてですが、さくっと休みの日にみてました。
ウィル・スミス、この頃すごくいいですよね
かっこつけてないのにかっこよく見える瞬間がある。いそうでいないというのがまさに。
びっくりなのは、エドワード・ノートン、訳ありな風情はどこからくるんでしょうか…日本でも、こういう俳優が増えて欲しいです。
キーラ・ナイトレイも、安定の演技力で、かつちょっと可愛く、喋りがシャープなのは心地いいです。ただきれいなだけじゃないというのがこういった映画の嬉しいところです。
もはやケイト・ウィンスレットは大御所すぎてなのか?
最近はインタビューなどが辛辣すぎて…イギリス派の私としても、まさか、あんなにイングリッシュローズと呼ばれていたケイトさまがこんな風になると思っていなかったので、何とも言えませんが…それでも彼女のまなざしにはやはり訴えかけるものがあります。
ヘレン・ミレンは、舞台含め、映画も演技
自体は私はあまり感心した事は実はないのですが、この時は役にすごく合っていたような気がします。
それがわかっても、よーくみるとじわじわボディーブローが効いてきます。
予告編はこちら。
どういうわけか、予告編はちょっと軽い雰囲気に見えていますけど、実際はきちんとしています。
公式ページもまだありました。
https://wwws.warnerbros.co.jp/subarashiki-movie/
ちょっとアレゴリーというか、現代で言う寓話なんですかね?私はあまり詳しくないのですが、そういう世界観があってもいいなと久しぶりに感じました。舞台や映画で寓話を出すというのは、大規模でない限り、チープになってしまったり、ヒッピーのようになってしまうので…なかなか難しいものだなぁと感じます。
余談ですが、私の師匠は、かつてウィル・スミスの先生もしていたことがあるんですが、こういうインタビューをみると、役やテーマをきちんと捉えることの貴重さを感じます。
心がささくれだった時に、1人でゆっくりみるといいですよ。
そんな気持ちになったのでした。