演技コーチKaoru

欧米仕込の演技コーチ💡ムーヴメント指導演出振付/日英スピーチ指導/STAT認定アレクサンダーテクニーク教師/IDC認定インティマシー・ダイレクター🌶️大学講師ロンドン大&RCSSD卒演劇修士linktr.ee/kaorukuwata

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カレー大好き❤️猫派🐈旅好き✈️ 演技コーチ/大学講師/日英スピーチ&プレゼンテーション指導/ムーヴメント(うごき)指導&振付&演出、そしてアレクサンダー・テクニークの正規の指導者でもある鍬田(くわた)かおるです noteではブログやホームページからはみ出ている私の日々の読書と図解、映画や観劇情報、第二の祖国イギリスの留学相談や海外生活のいろいろ、南米からアジア各国まで旅のあれこれ、個性的すぎる師匠ズの逸話、愛すべき友人たちの逸話、マイブームが続くピリ辛川柳、そして肝心の

    • 島の色はきれいだけれど

      綺麗な色だけじゃ、無理。 ついつい、水刺身は食べたくはなるけれど… 一応、見終わったのですが、どうにも既視感のある展開と絵面ばかりが目立って仕方がない。 大昔、それこそ10代の私だったらハマったかもしれません。 もうすれてしまったのか笑 ちっともこういう世界にピンとこない。 嫌ではないが、誰に感情移入するわけでもなく、問題提起があるようにもみえず、そういう見方をするジャンルでないことも承知ですが、さっぱり… 予告編はこちら ネットフリックス版には、舞台裏映像もあるの

      • 当事者性が問われる時代に

        映画「ピーナッツバターファルコン」をご覧になりましたか。 日頃は歌手や俳優の方の演技指導やトレーニングをしております、くわたかおるです。 私は、この映画、偶然見ることになったのですが、ちょっと調べるだけで、「批評家96%が賞賛」、「3人の奇妙な旅を綴る感度のロードムービー」など、高評価ばかりが続いていて、びっくりしたわけです。 というのも、後からは俳優たちのインタビューで、ちょこちょこ「自分のままを演じた」とか、それこそ、「(これまでは)自分のことしか考えられない俳優だっ

        • フィンチャー節が炸裂する強烈ドラマ

          「ゴーン・ガール」小説版を読まれた方も多いかと存じます。 私がこの作品に最初に出会ったのは、映画の方が先でした。 大昔、学生時代にアルバイトをしていた時に、ロサムンド・パイク女史!を偶然、お見かけすることが度々あり、なんとなく安易に親しみを感じてしまう… そんな才色兼備の(こういう言い回しも実はちょっと時代錯誤)ロザムンドのモンストアプリが恐ろしい作品です。 予告編はこちら もちろん、デヴィッド・フィンチャー監督なので、強烈なサスペンス感と、誰かとみていたら気まずくな

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          タイム・トラベルは古今東西の題材なり

          「アバウト・タイム」って、どういうカタカナタイトルでしょうか? 最近、あまりにも長続きしてきた白人優位主義や家長父制度に敏感なこともあって、辛口で映画を見てしまうんですが、さておき。 男性に特殊能力が遺伝するって言う設定が、ツッコミどころ満載ですが。 遺伝子的に多いと聞くと、ついつい学生の頃に習ったメンデルの法則から、連想してしまい、血友病や色盲を思い出してしまいます。 今回の映画は、遺伝子の異常ではなく、生活について見直すと言うところがポイント。 私が大好きなビル・ナ

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          掘り下げる楽しさと不思議な感覚

          ずっとみようと思っていて、見逃していた作品をやっと観ました。 なんとも不思議な世界観、それでもついつい気になってしまう。 逆行するというのは、映画でも舞台でも実はちょこちょこあると思うのですが、時間がただ逆行するのではなくて、時間は順列なのに、主人公が若返っていくというのがこの作品の肝。 予告編はこちらです。 豪華キャストはもちろんのこと、気になる作品ばかり、生み出しているデヴィッド・フィンチャー監督の切り口が冴えてます。 名前の設定にしても、7回雷に打たれるにして

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          こういう時代は二度と帰ってこない

          映画「パブリック・エネミーズ」を観て、いやいや、パブリックの敵って、こういう人じゃなくて、もっと別のものだろうと思った私です。 ジョニー・デップつながりで、これを観たのですが、逃避行の展開が悲しい割にはあっけらかんとしてしまっていて、なんだか物足りなかったんです。 運命の女性のマリオンも、せっかくなのに...会話がどうにも陳腐というか、ありふれているというか、実際にそうだったのかもしれませんが、どうにかならないかな... ただ、20年代から30年代、40年代含め、こうい

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          実話に基づいているフェイクってどういうこと?!

          こんにちは。 私、実は?日ごろは演技指導しております。お仕事関連の記事は、別のブログでいろいろ書いているのですが、昔から、映画をやたら観る方ではあったので、ちょいと備忘録兼ねてこちらのほうに、書いてます。 映画「フェイク」が実話に基づいているとは全く知らず、突然、アル・パチーノとジョニー・デップと言う豪華キャスティングにもかかわらず、ぶっとびな設定の映画をみました。 まず、最初の展開から、おかしい。 そんな潜入捜査って… 昔はほんとにあったのでしょうか…いやもしかすると本

          実話に基づいているフェイクってどういうこと?!

          映画「素晴らしきかな、人生」は演技力にかかっていた

          この監督の作品は、プラダを着た悪魔で有名で、私も好きだったので、とにかくテンポも良いし、俳優がうまいんですよね。 というわけで、だいぶ遅れてですが、さくっと休みの日にみてました。 ウィル・スミス、この頃すごくいいですよね かっこつけてないのにかっこよく見える瞬間がある。いそうでいないというのがまさに。 びっくりなのは、エドワード・ノートン、訳ありな風情はどこからくるんでしょうか…日本でも、こういう俳優が増えて欲しいです。 キーラ・ナイトレイも、安定の演技力で、かつちょ

          映画「素晴らしきかな、人生」は演技力にかかっていた

          グリーンブックは素晴らしいが、現代人にはちょっとひっかかる

          はじめは私も、ものすごくいい映画に違いないと期待してみました。 確かに、私の好きな俳優たち、特にヴィゴさーん でもね、やはり白人優位主義というか、特権意識が滲み出ちゃってるんです これって、監督のせいかな? いくつかの記事で、ご遺族の方が大変憤慨してらっしゃるというのをニュースのようなもので読みましたが、ごもっともと思います。 実在の人物を描くのは非常に難しいです、ましてやその記憶がまだフレッシュな方々がご存命の際…… ともあれ、こちらのインタビューは本当に素晴らしい

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          悪魔の扉はカオスだった

          こんにちは、公式のブログの方では、演技にまつわるお話、舞台、芸術の話、クラスの宣伝などが多いのですが、こちらでは観た映画について、備忘録的におしゃべり調で書いてます。 自分でも、なぜこんな映画を見てしまったのかわからないのですが…と言うのも失礼です なぜなら、キャストはとっても豪華なのです。 私の大好きな、キアヌ・リーブス 名優アル・パチーノ もちろん、素晴らしいシャーリーズ・セロン をはじめとする豪華キャストなんです。 にもかかわらず、伏線のばらまきもさることなが

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          白黒つけない優れた映画、デンゼルが光る

          すっかり更新遅れてます、俳優や歌手の方を中心に、演技コーチをしております、鍬田かおるです。 最近は、やっとすべてオンラインではなく、対面でのレッスンが戻ってきたので、いつにも増して、とっても楽しいです。 だいぶ前にみた、ちょっと隠れた名作のこの映画を思い出して、やっぱり、映画や舞台、そして作品は良いなぁと感じました。 あらすじだけ聞くと、危機を迎えたトラブルを発生させてしまった飛行機を、デンゼル・ワシントン演じる機長が、操縦して、100人のうち96人をも生還させると言う

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          ジュリエット・ルイスが鮮烈なティーネージャー

          こんにちは、俳優や歌手の方の指導を仕事にしております、演技コーチの鍬田かおるです もともと舞台だけでなく、ダンスやミュージカル好きだった両親の影響もあり、子供の頃から、比較的多めに映画もみてきている気がします 皆さんは、1991年のアメリカ映画、「ケープ・フィアー」を ご覧になった ことがあり ますか ? 私は先日、初めて見て、びっくりしたんです というのも、かの有名なロバート・デ・ニーロがびっくりするような犯罪者なのですが それはさておき 私がイギリスに留学して

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          「太陽とボレロ」は健やかであたたかい

          公開中のいま! どうしてもいってもらいたくて、速報です 冷たい視線、根っこからのいじわるの出てこない、ユーモラスで音楽が素晴らしい映画です 心象風景がサイコパスや殺伐系が苦手なので、ほっこりできる、平和な映画に安心しました ほんと珍しく、邦画で漫画原作でもなく、変な暴力の正当化もなく(ケンカはあるが、事情があり、良いこととして描かれていない) インタビューも平和 若手を起用していくのも素晴らしい方向性です 二人のお言葉がほんとうに平和で、自分アピールや優劣自慢や楽

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          キャストアウェイは究極の選択?!

          みようみようと思いつつ、みられていない映画が溜まっていっています 積読なる言葉がちらほら聞かれるようになっていますが私の場合、紙の本ももちろんではありますが、行きたいところリスト、食べたいものリスト、みたい映画リストがとんでもないことになっている昨今 やっと見た映画のうち、だいぶ遅れたのが「キャストアウェイ」です まさかのトム・ハンクスが、激しいダイエットして臨んだと言う渾身の!!! 私が1番驚いた展開は何といってもバレーボール ご覧になった方はもちろん覚えていらっしゃ

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          テネットで時間軸の特訓

          こんにちは、演技コーチをしておりますKaoruです もともと映画は好きではありましたけれど、演出家の先生方のときには厳しい叱咤激励のもと、映画でも舞台でもコンサートでもバレエもとにかくたくさん見る必要があると言われて育ったため、たくさんのインプットするのをやめられないまま、今に至ります この前、やっとテネット!をみる機会に恵まれました 私はこういったハラハラドキドキは実は苦手なのですが..... ただ、時系列を整理する必要があるなと先生らしく思ってしまいました 一緒

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