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老いても習慣化しておきたいことは?(藤村公洋)

ルーティンありますか?

さてさて、話題はルーティンである。
いまのところ僕にとってのルーティンとは、

①朝起きて猫の水を取り替える。
②カリカリを追加する。
③3日に1度猫のトイレ掃除。

というその3点。猫関係のみ(笑)。
朝の習慣ナシ、寝る前の習慣ナシ、音楽聴くのも気まぐれ、服も気分次第、運動もしたりしなかったり。あとは食うこと、寝ること、くらいかな。まあでも寝食というのは人間活動のデフォルトだからルーティンとはいえないか。人間活動に専念すると宣言して休業した宇多田ヒカルさんはそのあたりのデフォルトさえ疎かになってたんでしょうな。なーんてことはどうでもいいですが、もう少しスパンを長く、例えば年間のルーティンと考えるとどうだろう。

元日にはお雑煮を食べる。年によって具材は変わるけどもこれは習慣ですね。元日は母の命日でもあり、10月5日の父の命日とどちらかの日には手羽先の塩焼きを食べる。これは僕ら3人のソウルフード。あとは何だろ。豆蒔きもしないし鯉のぼりも上げない。七夕の短冊も書かないし墓参りもしない(墓がないもんで)。そうすると大晦日かな。年越しそばを食べる。これは習慣だ。
うーん。実にあっさりと彩りに欠けた生活に思えてきたぞ。かつて池波正太郎は正月に新しい手帳を買うと、まず8月のページを開いて「新子を食う」と記したって話ですが、そんな風にカッコいいこだわりの一つも欲しいところだ。
と、書いたところで思い出した。

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