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世界の名画を模写してみました

「模写をやってみたい」「模写のやり方教えて」そんな声から
教室内で、やりたい人を募り「模写」をやりました。

まずは模写の定義から

美術において、他者の作品を忠実に再現し、あるいはその作風を
写し取ることでその作者の意図を体感し 作者の生活した時代や
描画方法を理解する為に行われるものです。

なお、ただ単にその作品をそっくりに複製する手法は「転写」であり、
「模写」ではないとされる。

日本画や仏画においては古くから訓練、修行として、
また絵画の精神性・様式・技法の伝達などを目的として
模写が行われています。 
また、美術系大学では、授業の一環として古典画家の作品模写が
取り入れられています。

上記を踏まえ教室で描いた方々の作品を「世界の名画模写展」とし
ギャラリーにて開催いたしました


模写をやる為の準備

 1.模写したい作品を決める
 2.作者が生きた時代背景や作者の考え方を調べる
 3.作品の絵や写真を探す
    ※この時の注意点
    原画サイズと同じ比率のデーター(写真や図録)を探す
    問題点(美術書や図録等はほとんどが原画通りの比率で
        印刷されてなく、探すのが大変です
        印刷物なので何冊かの作品の色味を比べてみる)
 4.原画がどんな画材(油彩・水彩・日本画・パステル等)
   を使っているのか調べる
 5.基底材(キャンバス・パネル・紙等)は何か?
 6.原画と同じ比率の用紙を用意する


ダナエ(77.0×83.3㎝) グスタフ・クリムト  MIさん


窓辺に凭れる少女(77.5×62.5㎝)
レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン  MTさん


花と静物のある静物画(78.7×61.3㎝) ヤン・ハイ・ハイスム YSさん


毛糸肩掛せる麗子肖像(45.2×38.0㎝) 岸田 劉生   NKさん


ムーラン街のサロンにて(111.0×132.0㎝) 
アンリ・ド・トゥ―ルーズ=ロートレック  TNさん



バトミントンの羽根を持つ少女(81×65㎝)
ジャン・シメオン・シャルダン   YSさん



グランド・オダリスク(91.0×162.0㎝)
ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル  TSさん


一部の作品のご紹介になりましたが、皆さんの描いてみたい作品を
自分で選んで、作家を良く調べて、じっくり時間を掛けて描きました
実際にはここでご紹介した作品は油彩画ですが、アクリル絵の具で
再現してみました。
中には描き始めから3年かかっている作品も有ります。

楽しみながら作家の気持ちになってじっくり作品に取り組むのも
良いかもしれません。
しっかりした立派な額に入れて、本物さながらにお家に飾っている様です。



早速 きしゃこく先生に紹介していただきました
ありがとうございました



「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・コメント・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」










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