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文学フリマ東京39初売り『あのひとの居場所』2号のご紹介
いよいよ今週末は文学フリマ東京39。
今回も「稀人書店」という共同ブースにて出展します。
文学フリマに合わせて新刊を作りました。
居場所について考える定期発刊誌『あのひとの居場所』2号です。
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このZineは「居場所」をテーマに年に1~2度発刊しています。2号のテーマは「心の居場所」。
巻頭特集では、地域にひらく居場所「暮らしの保健室」を取材。主宰する医師の西智弘先生にお話を伺いました。
暮らしの保健室のご紹介▼
西先生のご紹介▼
西先生はご著書『社会的処方』で、社会的処方の必要性を説かれています。
社会的処方とは、医薬品などによって人を健康にすることではなく、人と人のつながりを用いて孤独・孤立問題を解消し、人を元気にする仕組みです。
そのために暮らしの保健室を開いています。
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話を私のことに移しますが、居場所をテーマにZINEの制作を始めた裏側には、届けたい相手がいて、想いがあります。
ひとはそれぞれ居場所があり、ひとりではないんだよ。今苦しんでいる方、悩んでいる方にも心病みを寄せる場は必ずある。選べる選択肢が世の中にはたくさんある。だからいろんな選択肢を知ってほしい、ということです。
今回2号のテーマを心の居場所にしたときに、ぜひ西先生にはお話を伺いたいと思い、取材をさせていただきました。
心の居場所について、ぜひ読者の皆さんと一緒に考えいけたらと思います。
その他、心の居場所をテーマに選書した書籍のレビューや、エッセイ、「みんなで考える心の居場所」など、さまざまな形で心の居場所について考えています。
装丁はHITOさん
デザインは山中結夏子さん
イラストは甲斐イアンさん
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12月1日(日)【文学フリマ東京39】
https://bunfree.net/event/tokyo39/
場所:東京ビックサイト
出店名:稀人書店
ブース:西3・4ホール P49-50
あれこれ話し合い、思考を巡らせながら作り上げた制作期間は楽しい時間でした。
ぜひお手に取っていただけましたら嬉しいです!