七でとどまった短編小説たち──noteにまつわる数字の話(七月の振り返り)
なんのはなしですか、というと、二〇二四年四月一日に始めたnoteは一昨日でちょうど四カ月が終わった。ほとんど誰も気づいていないだろうけれど、(ほぼ)毎日作品を投稿してきた。
七月はいまひとつ不調だった。最も評価(?)を得たのはスキが三十四の「夜、カレル橋で【夢の話、または短編小説の種 #13】」。イギリスはブリストルから初めての海外旅行でチェコを訪れた家族の話で、幸せについて考えるような内容だ。
三十四のスキが集まった作品がある一方、七月中で七つのスキに終わった作品が多かったのはとても残念で少しだけ心が折れそう。どれもこれも「夜、カレル橋で」と同じくらいの思いを込めて描いたものなので、ご笑覧のうえ、お気に入りの作品があったらスキを押していただけたらうれしい。
「生まれてこなかったあの子は【八〇〇文字の短編小説 #27】」と合わせて読んでほしい作品。
短編小説集『すべて失われる者たち』にも同名のタイトルで掲載されています。
短編小説というか、エッセイを意識して描いたもの。
いつも敗残者の物語が始まるまでの物語を書きたくなる。
これは自分ではとても気に入っている短編小説。七月十四日の出来事。
おまけでスキが六つのものも紹介。インバウンドの街を描いてみた。
上記のような作品が三十二篇収められた短編小説集『すべて失われる者たち』が発売中です。ぜひチェックしてみてください。
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