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「 鈍器のようなもの 」 〜 鈍器本のすすめ ・ 1
先日、久々にイオンモールKYOTOの大垣書店に訪れましたところ、こんなフェアをやっておられました(撮影OKとのことです)。
![](https://assets.st-note.com/img/1718956755368-fs3xS36gxV.jpg?width=800)
鈍器本。
DONKI-BON。
何故ローマ字表記した。
鈍器本とは
1・凶器として使えそうに思えてしまうほど重量感がある分厚くて重い書籍。鈍器のような本。
おおむね「非常に読みごたえがある」というポジティブな意味が込められている。
2・その内容から、頭を殴られたような衝撃を受ける本。
2の意味は知りませんでした。なら超小粒の鈍器本もこの世にはあるのね。
こちら全体図。
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こちらがリストになっております。
やはり「鈍器」は重量も重要……。
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ここに置かれた本以外で購入されようと思う本が「鈍器」かどうか確認したい方の為に、計量器具も準備されております。安心して鈍器をお買い求めいただけますよ。
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わあ、厚い……。
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『細雪』が一冊になってるって知らなかった。なんという力技。
『絡新婦の理』ノベルスで持ってるけど、文庫にするとこんなことになるのね……。
奥の『戦場カメラマン』なんて、読んでる途中で突然空中分解しそうな雰囲気があります。思い切り開くのに勇気が要る。
……でも「事典」や「辞書」、「〜史」系はまあ確かに物体として鈍器ではあるんだけど、成立事情的に「そりゃ厚くなるよね」とちょっと思ってしまう。
自分の持ってる中で最大の鈍器本は勿論『広辞苑』ですが、それをもって「わたしも鈍器本持ってます、これです!」とはちょっと公言しづらいものがあります。
そんな訳で、おうちの鈍器本を探してみました(図録・辞書系・画集類は除く)。
書いてみたら結構長くなったので記事を分けます。
こちら↓よりご笑覧ください。