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次の一歩を踏み出すためにも有効な【感情のアップデート】
こんばんは。
今日は、前に進んでいきたいけれど、過去の出来事に囚われて、次の1歩が踏み出せない時、勇気を出すためにちょっと知っておくとよいこと、について書いてみたいと思います。
もしかしたら心が少し楽になるための小さなヒントに繋がっていくかもしれません。今どうしようもなく過去の出来事に心が囚われていると感じる方、もしよかったら読んでみてください。
*
私たちは何か出来事が起こった時、ただその事実を記憶するのではなく、心の中で、その時に感じた自分の感情と結び付け記憶として心の中に保存しています。
つまり、事実とはまた違う、自分の主観的な感情を絡ませて思い出は出来上がっていきます。
例えば冗談じゃないよっていうくらい辛い出来事も、みんなで一体となって乗り越えたとしたら、「よい経験」として記憶に残り、
めちゃくちゃ素敵なリゾート地に行ったとしても仲間との関係性が最悪で、いつも疎外感を感じ早く帰りたいと思っていたら、その経験は「最悪な経験」として心の中にインプットされます。
出来事だけ見ると最悪な経験とよい経験が真逆であっても、心がそう感じられない場合、自分の「想い」に沿って記憶はインプットされるのです。
感情が記憶に結び付き、心の中で過去の認識をカタチ作ってくんですね。
そう思うと、新しい一歩を踏み出したいと思う時、過去の出来事に囚われて踏み出す勇気がなかなか出ないとしたら。
それはとても、もったいないことです。
その過去の思い出が事実より自分の感情によって色付けられたものだとしたら、なおさら、勇気をだして、ぜひ、次の一歩を踏み出してみたいですよね。
過去の事実は変えられませんが、「捉え方」はその後の経験の上書きや、自分の成長によって、いくらでも変えられます。
だからね。
過去の「どうしようもない想い」は、経験によって、捉え方の変化によって、変わっていくんです。
過去の起こった事実は変えられないけど、捉え方が変わることによって、
ドロドロしたとても辛い想いがいっぱい詰まって苦しかった過去が
「そんなことも、そういえばあったよね」という、シンプルな深い感情が沸き起こっていない「ただの過去」に変わる。
そうなると、心はとても楽になるし、縛られた想いから解放されることで、自由になっていける、そんなことがあるものだと思います。
自分ではどうすることもできなかった。
そんな過去の苦い想いをずっと胸に抱いている人も、この note を読んでくれている人の中にはいるかもしれません。
でもね。
だからこそ、そこで立ち止まったらちょっともったいないよ。
個人的には、そう、お伝えしたい。
そんな風に思うんです。
例えば自分が自分の意志で行動することができなかった幼い頃に経験した過去を、心に抱きしめて動けないでいる人。
勇気を出して動いてみましょう。
そうすることで、新しい経験の中で新しい感情が生まれ、上書きされていくことがあると思います。
日常の中でも
嬉しい・楽しい・大好きを意識して
探したり・拾ったり・集めたりしていると
自分の中身がそういう感情でできてきますよね。
負の感情が心の中にたまり過ぎてしまってるな、敏感過ぎるな、
そうだ感じる人は、まずは日常の「ちょっとした良いこと」に意識的に目を向けてみましょう。
今日、朝から何個、小さな良い事がありましたか?
探してみるとけっこう沢山あります。
小さな良いことを積み重ねて、心の中に蓄えていきましょう。
そして、
「動けるかもしれない。動いてみようかな。変わっていこうかな」
そんな風に気持ちにが変化し始めていると感じたら、
ちょっと動いてみましょう。
そこから色々、始まっていくかもしれません。
小さな一歩でいいですよ。
ゆっくり、ゆっくり、いきましょう。
*
最後まで読んで頂きありがとうございます。
きょうは月曜日。新しい一週間が始まりましたね。
早いもので8月も残りわずかです。
残りの8月も、良い日々になりますように。
今日も一日お疲れさまでした。
私は神奈川県の心療内科クリニックでカウンセラーをしながら、自身でもカウンセリングルーム Emotional Support を運営しています。
カウンセリングのメニューやご予約、私については、こちらから。
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