秋の夜長におススメの本たち


こんばんは。

最近、昔読んだいろいろな本をまた再読しています。


その中で、漠然とした不安を抱いている方に読んでほしいなと私が思った本があり、今日はそのご紹介をさせていただきたいと思います。


まず一冊目。

「自分を守る本」 
 著者・モラハラ対策カウンセラーJoe

画像1


これね、人間関係の距離感の取り方についてとても分かりやすく書かれていて、そのバランスのとり方に難しさを感じている人にはとても良い本だと思います。

この本の著者も書かれていますが、私自身も、人間関係の悩みには距離感が絡んでいる場合がとても多いと感じています。

もしもアナタが「振り回されているな」と感じている人がいるなら、その人との距離感が必要以上に近すぎるのかもしれません。

感情は心の容量を多く使うものです。

モヤモヤやイライラを発生させてしまう相手に囚われてしまい、四六時中その人の事ばかり考えるのではなく、自分の心を全く違う何かに使えたら、もっと自由に人の目を気にせず、自分らしく日常を過ごすことができるのでは?と思います。

人付き合いで疲弊しないための具体的なアドバイスもとても分かりやすく書かれています。

人との距離感を見直したい方におススメの一冊。



つぎに二冊目。

「毒になる親」 
 著者・スーザン・フォワード

画像2


こちらは、先にご紹介した本より、(比べると)タイトルも内容も重いものですが、私が今まで沢山の親子関係の本を読んだ中で、一番内容に共感でき心に残ったた本です。

昨日も「生きづらさを感じている人たちが思っていることを何でも話す会」というオンラインの会に参加していたのですが、そこでも親子関係が起因して「生きづらさ」を感じている方がチラホラいて、やはり、生きづらさに幼少期の親との関係や、育った環境は大きく絡んでいると感じました。

実際私は、就労支援の仕事をしている時、多くの親との問題を抱えた方の支援もしていたのですが、この本の実例は当時支援させていただいていた方々の顔が浮かんでくるケースがとても多く、国を超えて、同じ問題に悩んでいる人が多いことを実感する本でした。

もちろん、何故こんなに辛いんだろう、と、心の奥で悩んでいる方に読んでもらいたい一冊ですが、

誰かの心を支援する職業の方、今子育て中の親である方、漠然とした悩みを抱えた若い方、いろいろな立場の方に一度読んでもらいたい本です。

それぞれの立場での気づきがあり、特に生きづらさを胸の中に抱えている人には、前向きに生きるヒントになるものがあるのではないかと思うのです。




過ごしやすい日が増えてきて、映画鑑賞や読書、勉強、うちの中でも色々なことを楽しめる季節となりました。

自分の心を軽くするお手伝いとなる本も、この機会にぜひ♪



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集