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土用の現象あれこれ★興味深い症例


土用に入りました。


土用は、消化器・胃の毒出しの時期。
かおり鍼灸院の患者さん、あれこれ、土用の毒出しをしています。

以下に症例報告いたします。


カミソリで怪我


Hさん。

土用に入る前夜に、左スネをカミソリで怪我。
出血量多く、なかなか血が止まらなかった。
いつもは、このようなことが無いのに、、、とのこと。


絆創膏が痛々しい。

早坂さん胃の気怪我1


絆創膏をとると、縦に傷。

早坂さん胃の気怪我2


→この部分は、胃の経絡にあたります。


胃の経絡全体図ペイント


体が納得するまで血の形で胃の毒を出しました。

この患者さんの、毒出しは、まだ続きます。

怪我の翌日、かおり鍼灸院にて治療中、急に左肩が重くなったとのこと。
治療により、毒出し力がアップして、胃の毒を肩に出してきたと、かおりは考察。


例のカミソリの怪我の近く、胃の経絡上のポイントを、かおりが指で押し、患者さんに左肩を動かしてもらう。

→肩が痛み無く、よく動くようになる。


このポイントに、胃の経絡を流す目的で、鍼と灸を行いました。
治療後、肩がとても楽とのこと。

ご本人は、食べ過ぎの自覚あり。

食生活に気を付けるように伝えました。


湿疹で土用の予告

Kさん。
土用に入る少し前から、ふくらはぎの解毒のツボ(築賓)に湿疹が出来る。
しかも左右対称に!
まさに、土用の予告。
その後、腰が痛い。


かおりが、築賓を指で押しながら、腰をチェック

→腰が楽。


腰の痛みの原因になっている毒にアクセスし、流す目的で、築賓に針と灸。
治療後、トイレへ。
腰が温かく、楽に靴下が履ける!と驚いていました。


突然の嘔吐


T さん。

土用に入った夜に、突然の嘔吐。
吐いた後は、スッキリ、楽になった。
その後、葛湯と少食で対応している。

→この方は、目の下の痛みなど、胃の経絡上に症状があります。
胃の毒を嘔吐で効果的に出すことが出来ました。
葛湯と少食で、対応ばっちりです。


かおりも


土用に入った途端、腰が痛い。

→半身浴とセルフ鍼灸

→腰の痛み無くなる。

今度は、左膝が痛い。

→再び半身浴とセルフ鍼灸

→左膝も楽に。

→シルク五本指靴下が破けた。


毒が上から下へ移動して出ていきました。


皆さんも思い当たることが、あるのでは?


土用を上手に乗り切りましょう。

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