段階を知ると楽
この前のradioで「見限る」という言葉が出て、それに対して何かしらの反応をした方が多かったので、もう少し詳しく伝えた方がいいかもしれないと思って書いています。
*うつ病だったり心の病においては話が変わってくるので、別の記事で改めて書きますね*
私はこれまでの経験から、人には段階というものがあると思っていて、それを知っておいた方が何かと楽だ。と思っています。
例えば人間関係において、そこが嚙み合わないとお互いにストレスが生まれやすい。
この前のradioの話で説明すると、私は仕事でもプライベートでも、人から相談されるという事がとても多いんですね。
当たり前だけど、こちらは真剣に考えてアドバイスをする。
それに対して相手もきちんとそれを受け取る。
もしくはお互いの意見をディスカッションして一番いい方法を見つけていく。
そういう関係性が築けるのってお互いの段階が噛み合っているからだと思うんです。
この状態だとストレスは生まれないんだけど、そうじゃない場合もある。
問題を解決したいというよりはただ愚痴を聞いてほしいという段階だったり、まだ自分や本題と向き合いたくないとか、その問題を解決する決心がついていないとか、人の話を聞けない、もしくは聞いても活かせない段階の人もいる。
段階が噛み合っていない状態で話をすると、お互いにストレスや相手に対する勘違い、悪い印象が生まれやすい。
これってもったいなくないですか?
だって段階が噛み合わなかっただけで、どっちも悪くないんですよ。
私は勿体ないなぁと思ったので、相手と話をして、ああこれはまだ私が介入する段階ではないな、お互いの段階が噛み合っていないなと思ったら潔く見限ります。
「あなたが本当にそうしたいんだったらいいと思う」とだけ伝えて話を終えます。
人の幸せは人それぞれで、他人から見たら不幸だと思う事でも本人にとっては幸せな事だってあるし、やめた方がいいってわかっていてもとことんまでやりつくさないと諦めがつかない事もある。
何かを経験して初めて自我が目覚める人もいるだろうし、痛みや刺激がないと生きている実感が湧かないという人もいるでしょう。
でも、それが悪いという事ではない。
だから中途半端に人の人生に介入する事は、時としてお節介になる事もあるんです。
かつての私は、悲劇のヒロインからなかなか卒業する事が出来なかった時期があったんですね。
その間、沢山の人にアドバイスをもらったけど、それを活かす事が出来なかった。
アドバイスを聞き流し、不平、不満、いつも同じ事ばかり言ってた。
もがいて、苦しんで、傷ついて、心まで病んで、やっと悲劇のヒロインから卒業出来た時にわかった事が沢山ありました。
自分がどれだけの嘘と思い込みを鵜吞みにしてきたか、どれだけ自分の声を無視し続けてきたか、沢山の気付きを得て今の自分があるので、全て無駄ではなかったと思っています。
ただ、心を病んでしまうと、回復するのに時間がかかったり、自分の声を無視し続けると聞こえなくなってしまう傾向があるので、出来ればその手前で軌道修正出来るといいなと思って、何かのきっかけになればとブログを始めました。
あ、補足!悲劇のヒロインは超絶老けるのでオススメしません!
そこにどんな不平不満があったとしても、あなたの現実はあなたのものの見方や選択から創られています。
変わる、変わらない、どちらも選択できるし、そこに良い悪いはありません。
自分の段階を知って、自分の本心を聞いてみてください。
嫌なのに、やめたいのに、どうしてここから抜けないのか。
本当はどうしたいのか?
あなたは本当はどうなりたいですか?
あなたが本当に求めている事はなんですか?
出来ないと決めたのはなぜですか?
そこに何がありますか?
まずは自分を知ってみる。
あなたの素晴らしさを知る事は、きっとあなたの力になる。
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arai yuka radio「喋りたい人と普段のように」yuka×kaori
今回はアクセスバーズについてを中心に私のお仕事の話をしています。
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