見出し画像

私の思い出の音楽〜BoyzⅡMen〜

BoyzⅡMenは、アメリカのフィラデルフィアで結成された、ネイサン・モリス、ウォンヤ・モリス、ショーン・ストックマン、マイケル・マッケリー4人のボーカルグループ。
麒麟の川島さんもビックリの低音ボイスの持ち主マイケル・マッケリーが身体上の理由で2003年に脱退後(彼の低音ボイスが大好きだった私はめっちゃ残念だっだった)、現在も残った3人で活動を続けています。

そんな、90年代を代表するR&BグループであるBoyzⅡMenとの出会いは高校生の時。

たまたま出席番号で前後の席になったI君。
当日私は内気優等生キャラで、男子と話すことなど数えるほどしかなかったけれど。
詳細はもう思い出せないけれど、ある日お互い聞いている音楽の話になり、次の日に『中古で良かったらあげるよ。』と、急にI君からBoyzⅡMenのCDをもらって聞いたのが始まり。

I君、こんな渋いの聞いてるんだ。めっちゃいい曲だな〜と思ったのがCDに収録されていた『End Of The Road』。
その後席替えになり、相変わらず内気な私はI君と話す機会はなかったけれど、BoyzⅡMenは気に入って他にも何枚かCDを買って聞いていた。
それも今はもう、遠い思い出…(笑)

最近情報を見るのが色々しんどくなっていて、そんな時急にBoyzⅡMenの曲を聞きたくなって。
やっぱり何年経ってもいい音楽だな〜と思い、紹介したくなりました。

『End Of The Road』

全米チャート13週連続で1位を飾った曲。
(その後・ヒューストンが「I Will Always Love You」で14週連続1位を記録し記録を更新される)

L.A.リードとベイビーフェイス、ダリル・シモンズによる共作であり、エディ・マーフィー出演の映画『ブーメラン』のサウンドトラックのために書き下ろされた曲。小悪魔的な女性に振り回される男性の曲、といった感じでしょうか。

『I'll Make Love To You』

「End Of The Road」の2年後、この「I’ll Make Love To You」で14週連続1位を獲得。
『君の願いを行ってごらん、僕が何だって叶えてあげるよ』という感じの激甘ラブソング。もしかしたら彼女の誕生日か何かで、彼女自体もシャイな人なのかな…?

『On Bended Knee』

全米チャート6週連続1位を獲得。「End Of The Road」「I’ll Make Love To You」と合わせた3曲が、BoyzⅡMenの恋愛ソング3部作として、ファンの間では知られている模様。
彼女に別れを告げられた男が跪き、どうしてなのか分からない、許して欲しいという懺悔の曲。ミュージックビデオでは皆彼女が戻ったよう(苦笑)

『One Sweet Day』

色んな人に、1番聞いて欲しい曲。

BoyzⅡMenと当時人気絶頂だった歌姫マライア・キャリーとの共同制作。
全米チャート16週連続1位を獲得。ビルボードのシングル・チャート史上最長を記録。ギネス記録を打ち立てた驚異の曲。

マライアは、プロデューサーでC&C ミュージック・ファクトリーのデヴィット・コールを病で亡くし、また彼女がファンだった、デフ・レパードのギタリストで、スティーブ・クラークが薬物で亡くなった時、失ったものの大きさを知り、2人の死にインスパイアされた追悼曲を作ろうと考えます。
その過程でBoyz Ⅱ Menがツアー中に殺害された彼らのマネージャーを追悼する楽曲を作っていることを知り、共同制作することを持ちかけました。

歌詞だけを見ると、亡くなった恋人への曲のようですが、曲が出来た経緯から、本来は追悼歌になっています。亡くなった大切な人を心に思いながら聞いて欲しい曲で、現にこのYouTubeへのコメントにも大切な人を失った多くの人からの『救われた』というコメントで溢れています。それ程癒しのパワーが溢れる曲なのでしょう。

いつか天国に行く日を『One Sweet Day』と表現したところが素敵。曲のサビの部分は、5人がかなり自由に歌っているのにも関わらず、全て美しく調和がとれていて流石。

☆☆☆☆☆☆☆

当時は恥ずかしくて、ちゃんとお礼が言えなかったけれど。I君、素敵なアーティストを教えてくれてありがとう。

美しい曲に包まれ、私は今日も幸せです。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集