週末プチ旅行から戻りました
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
なーんて事ないけれど、楽しい時間を過ごしてきました。 パレルモからメッシーナは高速で2時間半くらい、ビューンと一っ飛びです。 途中ひとつ用事を済ませ、お昼前にホテルにチェックイン。 早い時間だったのですがすぐにお部屋に入れる事ができたので、荷物を置いてすぐに出掛けました。
ホテルから旧市街は歩いて10分くらいで、便利でした。 メッシーナの町、人が少ない・・・・。
12時半頃のドゥオーモ広場、人がいない・・・。 ある程度大きな町なのに、不思議です。 シャッターの下りているお店も多く、これもコロナのせいなのかしら?文房具屋さんでMoleskineのノートを購入し(実はMoleskine大好き)、お店の人にお勧めのレストランを聞いてみたら、すぐ側に美味しい所があると言うので、ランチはそこに決定。
外の席に座りました。
メッシーナはムール貝、カジキマグロ、干し鱈が有名です。 前菜に私はサラダ、相方はパスタ・エ・ファジョーリと言う、パスタとお豆のスープ仕立て。
このたった3ユーロのなんてことのないサラダが結構美味しくてびっくり。 パスタはかなりボリュームがあります。 こちらも一口味見をしたら、とっても美味しかった。
メインは2人とも干し鱈。
濃厚なトマトソース、オリーブ、ケッパーと共に煮込んであり、これがメッシーナ風であります。 大きなジャガイモもゴロンと。 白ワイン一本を軽く開けて、至福の時。
ランチ終了後更に町を歩きましたが、メッシーナってどうも掴みどころがないと言うか、なんと言うか、きちんと旧市街が区切られているわけでもなく、ドゥオーモ意外に大した目印がないのです。 この町は1908年の地震とそれに伴う津波で町がやられてしまい、その後再建されています。当時の流行だったリバティースタイル、日本で言うアールヌーボ様式が主流ですが、第二次世界大戦後に建てられた無味乾燥な建物と混ざり合って、「メッシーナはこんな街並み」と言うスタイルがありません。 戦後の建物は酷い物で・・・、その当時だってきちんとした建築家はいたと思うのに、どうしてこれだけ美しくない建物を造ったのか??? パレルモも戦後の建物は同様です。
パレルモと大きく違うのは、人々の話し声が小さい。 パレルモは皆んな大声で怒鳴り合っていますが、ここではそんな人がいませんでした。 レストランでも隣に男性3人が座っていましたが、話し声が気にならない程度。 これがパレルモだったら話の内容は全て筒抜けって感じですけど(笑)。
ランチ後一度ホテルへ戻り、一休み。 夜は友人夫妻と食事の約束をしてありました。 その話はまた明日。
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