久し振りの魚料理は、太刀魚
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
先日ちょこっと書きましたが、久し振りに魚料理です。
そして、久し振りの太刀魚。
どうしてここ数年太刀魚の姿を見かけなかったのか・・・。
魚屋さん曰く、数が減ったとのこと。
1Kg16€で、丁度1Kgの物を購入。
そこから捌いてもらうので、正味はどのくらいになるのか?
測っていませんが、まぁ結構な量はあります。
何にしようか思案し、半分ずつ別の調理法にしようかとも考えましたが、結局全て「甘酢風」にしました。
はい、これシチリア料理です。
太刀魚の切り身に薄く小麦粉を叩いて、オリーブオイルでさっと焼きます。
一度取り出して、同じフライパンで玉ねぎを炒めます。
細切りでもいいですが、今回は粗みじん切り。
紫玉ねぎを使いました。
狐色にならない程度に炒まったら、白ワインビネガーと砂糖を加えます。
伝統的なレシピでは砂糖多め、私は少なめ。
そこへ太刀魚を戻し入れて、暫くグッツグツ・・・。
出来上がり。
太刀魚は身がデリケートなので、崩れないように注意をして・・・。
バターと粉末出汁を加えてご飯を炊きました。
甘酢は和食でも中華でも使うので、出し入りのご飯とも相性よかった。
当然全部は食べきれず、半分は翌日(土曜日)の夕食となりました。
この甘酢風はマグロやイワシで作る方が定番ですが、太刀魚もとっても美味しいです。
寒暖の差が激しくなって来ているシチリア、それでもパレルモはお天気が良いのですが、東部カターニアでは大雨で大変なことになっています。
大洪水。
スペインもそうですが、あちこち水害が多い。
自然災害は備えあってもどうしようもないことが多いのですが、私も少し真剣に考えて備えようかと思い始めました。
さてどうするか?