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パレルモでペルー料理
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
一昨日の話、パレルモのペルー料理のお店で友達夫妻とランチを楽しみました。
最初に行ったのは確か7月、その後9月に行って、今回3回目。
かなりお気に入りのお店です。
ここはペルー人と結婚したシチリア人、夫のお父様(勿論シチリア人)と奥様の兄弟がメインで経営しています。
夫のお父様は様々なパレルモの一流レストランで働いていたとかで、流石の対応です。
カジュアルなお店ながらお客の一人一人に気を配るという、シチリアのアベレージよりもかなり高いおもてなしの雰囲気を提供してくれます。
久し振りだったのに私の事を覚えていてくださったお父様、嬉しいなぁ。
まずはアミューズ。
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単なる鰯のフリットとは何かが違う・・・。
添えてあるソースも美味しい。
前菜は2つ頼んで4人でシェア。
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具材は挽肉
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このタコはお店の方のお薦め。
こんな感じの前菜プレートになりました。
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このオレンジのソースは唐辛子ベースで、かなり辛い。
でも辛いだけではなく、風味が良いのよ。
ユッカもホクホク。
友人夫妻は2人ともビーフ。
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表面を焼いてから、低温調理で数時間かけて仕上げるのだとか。
味見はしませんでしたが、この塊肉ナイフなしでも食べられる柔らかさでびっくり。
塊のビーフシチューって感じでした。
相方は炭水化物へ、
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リゾットとパエリアの間みたいな感じ。
リゾットほど水分はなく、一口味見をしたら魚の旨味たっぷりでした。
私は前回も食べたヒレ肉。
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聞いたけれど忘れてしまったスパイスが美味しい。
でも辛くはありません。
ここで勿論満腹の私でしたが、他の3人はドルチェまで。
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メレンゲとなんだっけ?
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ドルチェは食べない私なので、この辺の詳細は不明(笑)。
イタリア人、南イタリアの人たちは明るいと定評がありますが、南米人の明るさは桁が違います。
ペルー人の弾ける明るさと比べると、シチリア人は根暗かと思えるほど。
かと言って、シチリア人のように大声で話すこともないのよねぇ。
DNAのなせる技なのでしょうか、物凄いパワーをチャージした感じです。
やっぱりこのお店、好きだわ。
私以外の3人がドルチェを食べている間、私はちょこっとお絵描きをしていたのです。
そうしたらお店の方々が寄ってきて、描いたイラストが欲しいと言ってくださりました。
ちゃんと描いて、次回は持っていこうと思っています。
あー楽しかった、美味しかった。