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私的お助けメニュー

シチリア島の州都、パレルモからの発信。

今日のパレルモ地方、穏やかでとても気持ちの良い天気、こんな日は出掛けたくなりますねぇ。                         家中の窓を開けて、外の空気を楽しんでいます。            そして2度目のパン焼きに挑戦しようと思い、さっき捏ね終わったところ。今回は違うレシピでオリーブオイルがたっぷりと入るのですが、これが固くて捏ねにくい!!                          私のようなパン焼き初心者にはハードルが高過ぎたかも? 

きちんと発酵するかどうか、数時間経たないと不明・・・。       膨らまなかったらゴミ箱行きです。

土曜日の夜、冷蔵庫に肉も野菜もない。                タンパク質は卵とチーズ、ハムのみ。

なのでリコッタのスフレを焼きました。

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卵とリコッタ、パルミジャーノを混ぜて、ほうれん草でもグリーンピースでもズッキーニでも何でも良いので野菜を加えてオーブンへ。

私的なお助けメニューです。                     イタリアの夕食、これとサラダで立派に成り立つのが嬉しい。      日本ではこうはいかないでしょうね、おやつかよと、言われてしまいそうです。

そして翌土曜日、近所まで肉の買い出しへ。              徒歩3分なので、超便利。                      

前はある程度献立を決めて、それに必要な物を買っていたのですが、自粛生活が始まって暫くした頃からやり方が変わりました。          とりあえず適当に買って、献立を後から決める。

最初の10日位は週一回のスーパーへの買い出しと(相方の役)、週2回くらい近所の魚屋と肉屋の買い出し(私担当)で、無駄が出てはいけないし逆に足りない物があってもいけない。                   だから以前のように作る物を決めて、リストアップして買いに出ていました。

でも、それがその人翌日2日分位ならば良いのですが、一週間となるとどうも思ったようにいかないことが判明。                 昼のパスタが結構お腹に溜まって、夜は予定していた献立じゃヘビーだから軽くね、とか起こるのです。

いきなり相方が「今晩はピッツァを焼く!」と言い出したり・・・。

なので今は生活用品は足りない物をチェックして、リストアップする、外猫用のコリコリや缶詰、水や石鹸、洗剤、その他諸々。

そして野菜、肉、魚はその時の気分で適当に買い、それらを眺めながらメニューを決める方式にチェンジ。

玉ねぎ、じゃがいも、サラダは欠かしたくないので、厳重にチェック(笑)して、サラダも数種類の葉っぱを常備しています。      

さて土曜日の午前中、ビーフのスライス、チキンのもも肉、ポークのヒレ肉一本を購入した私ですが、何を作るかは全く未定。           ランチは前日に作ったラザニアの残りを消費、さて夜は?

3種類の肉のうち、まずどれに手を付けるか?

メニューが決まらない・・・・。

そんな時のお助けメニューは、ビーフのピッツァ風。

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フライパンで作るやり方、トマトソースを使うやり方など、レシピはバリエーションがあるのですが、私は生のトマトを使用してオーブンで焼く方法。肉にはオリーブオイルを塗って、パン粉をまぶします、こうするとしっとりと仕上がるんです。 大昔にシチリア人の友達から教わってから、ひたすらこのやり方を守ってる私(笑)。

玉ねぎのスライス、肉、トマトと乗せて、オリーブオイルをかけてオーブンへ。  肉に大体日が通った所で上にモッツァレッラとオレガノを乗せて、チーズが溶けるまで。

はい、出来上がり。

キノコのソテーと前日のお助けメニューのリコッタのスフレで、ワンプレートの夕食でした。

皆さんのお助けメニューは何かしら?

イタリアはもうすぐ昼時、今日は何も考えていないので、これから昼と夜のメニューを考えます。

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