コロナウィルス インドア生活 11日目
シチリア島の州都、パレルモからの発信。
なんだかんだ、監禁生活が11日目に突入。 断捨離は思ったほど進んでいなく、読書とお料理は結構充実。
食料を含め、生活に必要なものは全て揃っているから、感謝。
こんな状況なのに、まだ無意味に外出をするおバカなシチリア人がいて、警察のスポットチェックに引っかかって訴えられてます。
皆んな大変な思いをしている、出掛けたいと思ってる、だけどしっかりきっちり外出禁止を守らないと、この状況は変わらない、悪化する・・・ということが、どうして理解できないのか不思議。
まぁ元来「規則」を守らないのがイタリア人なんですけどね。
なので、州警察は国の軍隊にお助けを依頼、どうも今日からは軍隊が出動するらしい、町に戦車も出るとか。
見てみたいけど外出できないので断念、一瞬不謹慎な気持ちが浮かびました。 いけない、いけない(笑)。
先週の火曜日(外出禁止の初日)、生活に必要な買い物はしても良いという事だったので相方とスーパーへ行ったのですが、その時既にマスクをしているイタリア人が何人もいてびっくりしました。
それから一週間、今週の火曜日に相方が1人で買出しへ、スーパーは家族でも1人しか入店出来ないので、私が一緒に行っても無駄なので。 彼はマスクと手袋を着用して、一週間振りの外出。
同じ日に私もマスクと手袋着用で近所の肉屋へ、片道徒歩5分の距離。
この10日間で出掛けたのはこれだけ。
煮込み用の肉の塊を購入し、数日間それで過ごしました、リメイクしながら。
初日はシンプルに茹で肉。 野菜も一緒に茹でるので、美味しいブイヨンができるのです。
2日目はそのブイヨンを使ってパスタ。
トルッテッリーニ・イン・ブロードという、北イタリアの料理、因みにおそらく私が一番好きなパスタ。 ここへすりおろしたパルミジャーノをかけて食べます。
その次は余った肉をサラダに。
ホロホロと崩れるくらい煮込んだ肉をほぐして、トマトとネギと共に。味の薄いコンビーフ感覚で、美味しいですよ。
最後は昨日の夜、残ったブイヨンを使ってオニオングラタン。
相方がリンゴのタルトを作って、何となくフレンチな夜になりました。
肉の塊を全て消費したので、今日は何を食べようか・・・と、思案中。
考えてみたら何と平和な悩みだろうか。 インドア生活、まだまだストレスフリーでやって行けそうですよ。
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