Firenzeを満喫
トスカーナ州の州都、フィレンツェより発信。 ボンジョルノ。
金曜日の夕方にフィレンツェで着いて、今日はもう日曜日。
昨日の土曜日は相方が用事で朝からボローニャへ、私は旧友と楽しく過ごしました。
昔のよううに普通に街中歩いていたら、なんと22000歩も歩いてた。
徐々にその話もお伝えするとして、まずは初日の夕食を。
やっぱり「ここに来たからには絶対に食べなくてはいけない物」と言うのが存在し、ここフィレンツェではなんといってもビステッカ。
Tボーンステーキであります。
当時から仲良くしていたフィレンツェの親友(チェコ人)、相方の従姉妹とその彼氏、私たちの5人でいざビステッカを!
心行くまでお肉を堪能するためには、余計な物を頼んではいけません。
メニューには他にも美味しそうな物が色々あるので、ついこれをシェアして・・・などと思いがちなのですが、それではお肉完食にたどり着くことは厳しい。
潔くお肉のみをお勧めします。
と言うのも、流行りお肉の労が違えば勿論厚みも変わってくるわけで、大して厚みのないお肉は他でもお目に掛かれることがあるでしょう。
是非是非ここでしか食べられない物を食べましょう。
お店の人に2,5Kgを勧められました。
流石に多いと思い、2Kgにしようかと思いましたが、結局お店の方の言うとおりにしましたよ。
しばらくすると「これがあなた達のお肉ですよ、これから焼きます」と、にこやかに持って来たのがこれ。
凄くない?
いくら骨の重さもあると言っても、流石圧巻。
みてくださいよ、この厚み。
付け合わせは私以外は全員ローストポテト、私だけサラダ。
そして、焼けましたー!
トスカーナのビステッカの焼き方は超レアでございます。
ほぼ生に近い。
塩とオリーブオイルのみで、さっぱりと食べます。
骨を挟んでフィレの部位とサーロインになるので、味がかわるから両方食べなくてはね。
ここから更に骨にくっついたお肉をゴシゴシ剥がしながら食べました。
骨の近くのお肉が1番美味しいですからね、親の脛とか。
それにしてもこの厚み、なかなかの物でしょう?
因みにお肉は1Kg50€って書いてあったかな?
だからこれだけで250€。プラスワインと付け合わせ。
満足満足、美味しく楽しい夜でした。
ビステッカに使われるお肉は、キアニーナという種類の牛です。
でも実際は違う種類の牛肉を使っているお店も多いです。
まぁ素人にはその辺の味の違いは見分けがつかないですが。
日本で価値があるとされている、サシが入りまくりの、脂の塊みたいな、口の中でとろけるようなお肉とは別物。
しっかり赤身、しっかり野生の味、しっかり噛まないといけません。
霜降りだったらこの量を食べるのは不可能ですけどね。
美味しい赤身肉、大好きな肉食女です。