TIME
家事の後、
いつの間にかシワシワになった自分の手を眺めて
頑張ってる、なんて思えなくて
余計に虚しくなったり。
ただ、自分のことを放ったらかしてしまった代償なんだと
自分を責める。
窓の外は、晴れ
外が眩しすぎる。
家の中で冷え切った体 少しでも温めようと厚着して
温かい飲み物を用意する。
すぐに冷めていく、時間はすぐに過ぎて
時間を追いかけようとしても 先へ先へ進んでいく
私は必死に時間を追いかけるばかり
床に落ちた洗濯物が私の足に絡まり 転んで
もう、どうでもよくなっていく。
時間は止まれない、止まってはくれない
転んだ私を置いて、時は流れていく。
風に吹かれた雲のように早く、世界中の人々を
置いてきぼりにしていく。
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