今ここに生きる奇跡

自分が今ここに生きていて。

この肉体が与えられていると言う奇跡。

両親が出会って子供を授かると言うこと。

そのまた両親（おじいちゃんおばあちゃん）が出会って子供を授かると言うこと。

そしてそんな関係がずーっと昔まで遡る。

何千人、何万人と言う人たちの人生がかつてドラマを繰り広げていた。

どれだけの悲しみがあったのだろう。

どれだけの喜びを感じたのだろう。

数えきれない物語の数々。

そんなドラマが繰り広げられて、その末に自分がいる。

奇跡ではないか。

毎朝の六方拝でまず最初に拝むのは東の空。

そこでまず、「お父さんお母さん、ありがとう」と唱える。

そして「おじいちゃんおばあちゃん、ありがとう」と父方、母方の祖父母を思い出して唱える。

それから、「ご先祖様ありがとう」と顔はよくわからないけれど、ここまで命を繋いでくれた皆様に感謝の気持ちを伝える。

もし六方拝を始めていなければ思い浮かべることもなかったかもしれないご先祖様。

それぞれがそれぞれのドラマを生きていたと思うと胸が熱くなる。

私は改めて思う。

この人生を決して無駄にしてはいけないと。

後悔のないように思いっきり生きたい。

せっかく健康な体を持っているのに無駄にするわけにはいかない。

私は一人でも多くの人が幸せになれるように、笑顔を伝染させるんだ。

生まれてきて良かったと、私と出会った人全員が思えるように。

生きることの素晴らしさを伝えていきたい。