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文学フリマ東京39に出店してみて。
こんにちは!
文学フリマ東京39へEditare(えでぃたーれ)の活動名で出店した、かおりです。
2回目の文フリ出店が終わってはや10日ばかり。
初回出店のときとはまた違った感覚もありましたし、会場も東京ビッグサイトに変わったということで、ドキドキでした。この記事では、出店者側としての感想を書いていきます。
それではどうぞー!
東京ビッグサイトでの開催について
今回から会場が東京流通センターから東京ビッグサイトへ変更になりました。個人的に、初めて東京にきたのが、東京ビッグサイトで開催されている某イベントだったこともあり、思い入れのある場所。そこで自分がまさかの出店者側で参加する日がこようとは思いもよらず、なんだかびっくりなシチュエーションでした。
人が、多い!
広い会場なので、キャパに対して人がどのくらい入るのかな?と少し心配していました。が、大盛況!
前回は一般入場開始から1時間くらいはあまり人こないな、という感じだったのですが、今回は30分くらいで人が増え始めました。
以降、ブースの位置が西3ホールの真ん中あたりだったこともあり、人の流れが絶えません。お昼過ぎには一時通路が人で埋まり、ゆっくり進む、という状況になっていました。
私のような弱小ブースは、当日はじめて見つけてくれる人が貴重なお客さん。なので、たくさんの人がブースの前を通ってくれるというのは、とても嬉しいことでした。
本に興味はないけど応援にきた、みたいな人が増えたかも
文学フリマの参加者は、「本好きな人の集まり」というイメージがありました。けれど今回は、「本には興味ないけど、出店者が知り合いなので応援にきてみた」という人が多くなった感じがしました。
私自身、2年前に初めて一般参加した、ある程度文学フリマが大きくなってから参加しはじめた新参者です。それでも、以前に感じた「本好きが集まっている」というだけではない、別の風も吹いてるな、という感覚をもちました。
新しい風との折り合いをつけつつ、どう次のフェーズに進んでいくのかたのしみでもあります。
出店者も多くなったので、見つけてもらうポイントを出すのが大事かも
参加者が増えるとともに、出店者も多くなってきました。
企業の出店や商業出版されている著名人の出店があったりして、それも文フリの魅力です。
ただ、私のような、はじめて本つくりました、みたいな、ほとんど知られていないちいさなブースが本を手に取ってもらうには、ちいさいなりの工夫が必要だなと思いました。
コンセプトづくりや、文字とビジュアルで惹きつけるしかけなどの、あれこれですね。ここはまた別記事で深掘りしたい気もします。
2回目の出店について
初出店のときもドキドキだったのですが、2回目もまた違った感じではありますが、ドキドキでした。
本が2冊になった
いちばんの変化は、出品する本が2冊に増えた!ということです。
初出店のときは1冊で、ブースの上を賑やかすのに苦労したのですが(笑)、
今回はちょうどよかった!
アートの本と旅の本という、比較的近いジャンルの本だったので、両方手に取ってもらえることも多く、うれしかったです。
アートと旅と本という、私の3大好きなものが勢揃いしているブースに
興味をもってきてもらえたという状況が、たまらなく幸せでした。あ〜〜、たまらん!
フリーペーパーを作成できた
前回、作りたいと思いつつ作れなかったフリーペーパーが作れて、大満足!です!ずっと憧れだったんです、ペーパー!
最初はフリーペーパーを机に置いていたのですが、置いてあるだけだとなかなか手に取ってもらえないので、手渡しすることにしました。
とはいえ、むやみに配りまわるというよりも、私のブースに興味をもってくれてそうな人に手渡す、という方法をとりました。ほとんどの人が受け取ってくれました。A4の紙を半分に折ってお渡ししたのですが、このサイズ感(半分に折った状態でA5)がちょうどよかったようです。
100枚も印刷してしまったので、大量に残ると悲しいな…と思っていたのですが、無事90枚ほど配布できたので、ほっと一安心。
準備は楽ちんに
2回目の参加ということで、1回目に買った設営用グッズをそのまま使いました。本が1冊増え、フリーペーパーを追加しただけなので、それで十分。ポスターだけ追加で1枚作成し、2枚張り出しました。あまり変わらないはずなのに、なぜか設営に時間がかかりました。謎。
もっと出品数が増えると、什器もお揃いのものにしたりするなど、もっと充実させたいなと思いました。
知り合いの出店者さんが増えた
2回目の参加になると、知っている出店者さんが増えてきました!
ひとりでの出店だとなかなか買い物に出られないので、買い物は事前にチェックしたブースが中心になりました。SNSでそっといいねを押していた方々と、直接会えたのはやっぱりうれしい!
東京ビッグサイトでは、全ジャンルがワンフロアになったので、違うジャンルのエリアに行きやすくなりました。小説エリアにも伺えて良かった!
そして、時間のないなか回るには、Webカタログが重宝しました。事前に行きたいブースを登録しておいて、行ったところにはチェックできます。
とはいえ、やはりひとり出店では興味のあるブースを回りきれない…!
逆にタイミングを逃して行けなかったブースもありました。次こそは!
本は売れた?
ここで気になる本の売れ行きについてうっすら書いてみます。
前回より、売れた!
2回目の出店ということで、初回より売れてほしいなあという気持ちがやっぱりあったのです。
結果、前回より売れました!
やっぱり2冊あるというのは強いなあと思います。
1冊だけだと、「この1冊を買うか・買わないか」の判断になるのですが、2冊あると、「2冊買うか、1冊だけにしておくか」という選択肢が増えるので、「1冊購入」に至りやすい気がしました。
2冊ともお買い上げしてくださる方もいて、感無量でした。
新刊は、完売
新刊の方は、「準備号」ということで、印刷部数も少なめにしたのですが、
なんと完売できました!うれしい!
実はこの本、自分の「つくりたい!」という欲だけで作った本だったので、
「ほんとに読んでもらえるんか…?」と不安を抱えていました。発行部数を少なめにしても、どうなんだろう、、と。
いざ文フリで出品してみると、
「わたしも人見知りで、気になって」
「海外ひとり旅、興味あって」
「ちょうど今転職のタイミングで」
と、まさに、わたしが届けたかった人に、読んでもらえて…!
ビビりながらも出してよかったーーー!と心底思いました。
やっぱり目の前で感想をいただけるのは、感動もひとしおですね。
完全版だすぞーーー!という気持ちが高まりました。
事前の告知について
冒頭で書いたとおり、出店者も多くなっているので、事前に存在を知ってもらって、行きたいブースとしてチェックしてもらうのが大事になります。
そのために必要になるのが、告知です!
なのに! 今回は、初参加のときと比べてほとんどできず…!
大いに反省です。
初参加のときには、3ヶ月前くらいから地道にnoteの毎日投稿をやってました(52記事)。(自動的にXも毎日投稿。)
けれど今回は、3ヶ月前くらいから数本投稿と出だしはよかったのですが、1ヶ月前でも週1くらいのペースで、あまり発信できずでした(15記事)。最低限の「出店します」「お品書き」「出品する本の紹介」まではできたのですが、投稿頻度が少なかった気がします。
こういう大きなイベントに出店するときのいいことは、自分ひとり以上の集客ができることですね。文学フリマの事務局や他の出店者さんが行う告知に支えられました。
次回はわたしもがんばりたいです。
通販のこと
今回の文学フリマは東京開催。
遠くて行けない人もいるだろうし、文フリに行ったけどブースまで辿り着けなかった方もいらっしゃるはず。なので、通販もしたい。
ということで、引き続き、BOOTHで通販をしました。
やっぱり匿名配送できるのはいいですね。
今回は初めてダウンロード販売に挑戦!
新刊が完売したので、データをダウンロード販売することにしたのです。
初出店後にBOOTHの通販サイトは開設済みだったので、商品を追加するだけ。文フリ後の疲労でへろへろになりながらも、無事オープンすることができました。よかった。
今後の活動
なんだかんだすごく楽しい文フリ出店。
というわけで、次回、文学フリマ東京40に出店予定です。(予定は未定)
他の地域の文フリや他のイベントにも出店してみたいなと思っていたり。
また決まったらお知らせしますね。
まとめ
というわけで、ブースに来てくださった方からも、出店者のみなさんからも、たくさん刺激を受けた文学フリマ東京39でした!
関わってくださったみなさん、ありがとうございましたー!
いいなと思ったら応援しよう!
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