自分の中のいくつもの人格
先日コーチングのセミナーに参加したときに、「サブパーソナリティ」の話を聞いた。人は複数の人格をもっているという話。
この話を聞いて、すごく腹落ちしたし、自分が肯定されている気持ちになった。そうだ、自分の中には何人もの人格が同居している。
「個性」という言葉がもてはやされるようになって久しく、「”個”の時代」と言われる現代。確固たる「1つの”個”」であることが前提とされているようで、とても息苦しい感覚があった。性格診断は根強い人気があり、「この人はこう」とわかりやすくするほど、人間関係はスムーズに進むが、そう単純でもない自分自身。
自分の中の人格はひとつではない。
慎重な人格と好奇心旺盛な人格。
相反するパーソナリティもいっしょくたになってひとりの自分の中にいる。
この前提に立つと、いろんなことにすんなりと冷静に対処できるし、どんな自分も否定せずにすむのだ。
「今は慎重な自分が顔を出しているな」
「あのときは好奇心旺盛な自分が全面にでてたな」
そんなふうに、ちょっと引いた視点で自分自身を観察することができる。
さらに進めると、「好奇心旺盛な自分になりたい。好奇心旺盛になれるのはこのコミュニティにいるときだから、この人たちといる時間を増やそう」みたいなことも、できる。
自分の中にはいろんな人格がある。
そう考えると、毎日のあれこれをとてもフラットな気持ちで過ごせるのでので、試してみてほしい。
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