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目に見えない口角を上げる

このところ、voicyをよく聞いている。radikoやPodcastや、いろいろと音声媒体が増えているなぁと感じていたら、Twitterまで音声配信ができるようになった。
で、いろいろな人の声を聴いていて感じるのは、私が好きなのは、口角が上がった感じがする声なんだ、ということ。
口角が下がっていたり、口を大きく開けないでしゃべると、ボソボソした感じになる。
それが魅力の声もあるけれど、かなり研究しつくされたプロの声じゃないと魅力になりにくい。
口角が下がった声は、自信がない感じにもつながって、言っている内容はよいのに、なんかこう伝わってくるものが半減する。

じゃああんたはどうなのさ、と言われると思うけど、実は私は、というかライター業をしている人は、自分の声をよく聞いる。
なぜならインタビューの音声のテキスト起こしを頻繁にしているから。
初めて聴く自分の声は、だいたい衝撃。「え~、こんな声なの?」と思うものだけど、頻繁に聞くうちに慣れるというか、自分の声を客観視…客観聴?できるようになる。
「納得できない声出してるな」とか「ほんとこの話面白かった」とか「ちょっと私はしゃぎすぎ…」とか、そんな情報までとれるようになる。

そこで気づいたのが、口角のこと。
楽しい、積極的な気持ちでしゃべっているときは、口角が上がった感じの明るい声になっている。
納得いかないときは、口角が下がった音声になる。

口角を最初に意識したのは写真だった。目に見える口角だった。キメ顔してないふとした瞬間の顔が、口角が下がっていることが多くて、こりゃいかんと思ったのが十数年前。
その後、なんでもないときも口角を上げるように気をつけていた。初めはけっこう筋肉使うんだ…と感じた。使っていなかった筋肉を動かしているというか。口角を上げるのは、筋トレが必要。

ゆっくり、大きな声で、というのも大事だけれど、口角を上げる、もしくは口角をコントロールすることも大事だなーと思いながら、今日もvoicyを聞く。

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