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引越し一週間前の食あたりは勘弁してくれ
8月末に長野→兵庫へ引っ越しをしました。
しかし、標題にもあるように直前一週間は食あたりで、ゲロゲロな数日間を過ごしていました。
何が原因か全然分かりませんが、何かにあたってしまったらしい。
食べ過ぎかな?と思ったけど夜中に何度も目が覚めてしまい、いつもの腹痛とは違うことを悟りました。
しかも翌日は私の送別会でした。
オーナーと同僚と私の3人。
東京に住むオーナーは私の送別会のため、レストランを予約してくれわざわざ長野まで新幹線に乗ってきてくれるのです。
家でゲロゲロしている場合じゃないのです。
お昼過ぎまでトイレとベッドを行き来してましたが、気合いで送別会に行くことができました。
オシャレなレストランでしたので、コース料理にも関わらず腹八分目の食事量。
美味しすぎて食あたりを忘れるほどでした。
また上皇と美智子さまがちょうど軽井沢にいらっしゃた日でもありました。
初めて生の美智子さまも見ることができ、人生の忘れられない1日となりました。
そして翌日です。
当たり前ですが、常備している胃腸薬では全然治りません。
休日の夫を叩き起こし、病院に行くことに。
吐き気どめもいただきましたが、ゲロゲロは止まりません。
ダンボールに囲まれたベッドから、ヨロヨロとトイレに向かう髪ボサボサ女。
まさに妖怪です。
妖怪はポカリと白湯を交互に飲んでおりました。
しかしいくら飲んでも全て出てしまいます。
悲しい。
元気であれば友人と二人で仲良く働いていたのです。
料理おいしかったね。
美智子さますごかったね。
そんな話がしたかったなぁと、妖怪は眠りにつきました。
身体中が空っぽになると、手や足から痩せていきました。
5時間ことにゲロゲロで熟睡もできず。
悲しい。
そして4日目ぐらいからは幻聴も聞こえるように。
それは朝焼けが眩しい午前5時ごろでした。
リコーダー?鍵盤ハーモニカかな?
聞いたことのない美しい音色が遠くから聞こえてきます。
もちろん、こんな時間から楽器を奏でている人などいません。
椅子に深く腰掛けながら、私にしか聞こえない音楽を聞いていました。
髪ボサボサ、手足はガリガリ、寝不足の顔。
死ぬ時もこんな感じなのかなぁ。
妖怪は朝日がのぼる山を見ながら新しい発見をしました。
ゲロゲロはピタッと止みましたが、私には引っ越し作業という大きな仕事が待ち受けていました。
いつまでもベッドでゴロゴロするわけにはいかないのです。
「あれをここに入れて、その後にこれをこうして…」
頭はフル回転なのに、体はいうことを聞いてくれません。
頭の中ではほぼ荷造りは終わっているけど、目の前にあるのはたくさんの私の荷物。
私より遥かに持ち物が多い夫。
「徹夜で全然寝てないから眠いわ!」
…えっと、私もです。
そんな会話をしながら無事、兵庫に引っ越してこれました。
引っ越しの一週間前の食あたりは怒涛です。
マジで勘弁してくれ×100、です。
もう二度と経験したくない。
みなさんも食あたりにはお気をつけください。
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