高校の友人に5年ぶりぐらいに会いました
5年ぶりくらいに高校の友人と会いました。
結婚式?が最後で、本当に久しぶり。
私含め3人だったんですが、子育てをしている共働きとシングルで、それぞれ違う境遇なんです。
…果たして、共通点はあるのか?
ずっと地元に住んでる友人と話は合うのか?
それが疑問で会うのが決まった時からドキドキしていました。
結果は、想像以上に面白かった。
なーんだ、悩んで損した!と思えるぐらい内容の濃い半日となりました。
「ヤッホー久しぶり!」
遠くで手を振る友人は18歳の時からほとんど変わらず。
遠くからでも分かるんです。
向こうも大きくてを振ってくれ、数年のブランクがあるなんて思えないほど超自然体。
「聞いたらあかんことかもしれんけどな、ちゃんと聞いときたいねん」
と前置きを言ってくれ、子供の話を聞かれました。
変な気遣いとかそういうのではなく、誤解を生まないための前置き。
その気遣いに「そういうところ友達やなぁ」と感心。
「そっか、じゃあ子供の話もバンバン話題にしていくな」
明るく元気に言ってくれる友人。
そこからは遠慮なくお互いなんでも話しました。
Iちゃんは結婚し、二人の子供がいる正社員共働き夫婦。
Cちゃんはシングルで3人の子供がいます。
私は夫婦二人。
環境や境遇は全然違うけど、それぞれが感じてきたことは共通していました。
勤務先の話や家族の話。
子育ての話や周りの人間の話。
一生懸命37年間生きてきた人たちの気づきの連鎖が面白かったです。
「白と黒ではっきり分けられへんってずっと言われてたけどな、最近それが腑に落ちたわ」
「”手を振ってくれましたが、嬉しかったです”て文章が日誌に書いててな、”〜が”の言葉遣いおかしいやん?なんてゆうかテンション低くなってもとうやん?
"〜ので"にしたら?って赤ペン先生みたいなことしてんねん」
中間管理職の業務以外の仕事あるあるで盛り上がります。
「夫の弟の嫁がさ、毎年誕生日プレゼントとバレンタインデーとホワイトデーくれるねん。お互い負担になってきたから、去年もうやめようって言ったのに、今年バレンタインのチョコ持ってきよんねん。”うちの子供チョコ好きやから”って言われてなんでやねんってなったわ」
子供がいる家庭には親戚にも子供がいるんですね。
私には子供も甥も姪もいないので新鮮でした。
「勉強とかそういうのじゃなくて、ちゃんと社会に適応できる人になってほしい」
「一人で生きていけんくても姉妹で協力して、お互い長所伸ばして社会で生きていってほしいねん」
至極全うで本当に普通なことを37歳の女3人でスタバで盛り上がりました。
何度も言いますが、境遇は全く違います。
それぞれの生き方や歩んできた道は全然違うけど、37年間ちゃんと生きてきた私たちは思うこと気づくことが一緒でした。
社会には変な人もいっぱいいること。
お金と健康が大事なこと。
それでも社会と関わって生きていくこと。
18歳の時に楽しく過ごした友人と、約20年の時を経てまた楽しく話せることに幸せを感じました。
話は変わりますが、帰りの電車で別の友人から誕生日にプレゼントされたもの自慢の写真がLINEにきてました。
フェンディのバッグにたくさんのコスメたち。
フィリピンパブ?でママたちやお客さんからお祝いをされたそうです。
そして、彼氏?と思わしき男性とのツーショットも。
彼女は現在、障害者年金の受給で働かずに、おじさんたちと飲み歩いているようです。
…。
私の胸はざわついたわけです。
彼女の生き方には触れませんが、人生って色々あるんやなと思いました。
同じように、グループLINEの友人もざわついていたようです。
「易きに流れた人の人生は悲惨なものやで」
そう言っていました。
この登場人物は全員、同じ校舎で過ごしていた友人たちです。
人生は学歴とか資格云々じゃないようです。
何を選択するかで大きく変わってくるんですね。
人も場所も。
誰の手を握るべきなのか、取捨選択を誤らないようにしたいです。
そして、頑張っている人たちがちゃんと報われる社会であってほしいと思ったとある1日でした。