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暇を極めたら超めんどくさがり主婦がパン作りをしだした話

私は日本でも上位に入るめんどくさがりです。
掃除もしたくない、メイクもしたくない、ベッドでゴロゴロしたい。理想の1日は、本を読んで動画を見ておかきを食べたい女です。一人の昼ごはんはうどんを茹でて食べるか、食パンをチンさせて終わり。もちろんパンには何も塗りません。腹が満たされればなんでもOKなのです。そんな超絶めんどくさがりの主婦ですが、長野に来ていろんな人に会った結果、お菓子作りをするように。自分でも驚き。36歳まだ伸び代はあったようです。

クッキー作りのために大量に買った小麦粉がなかなか減らないので、他に消費できないものかと図書館をウロウロしていたら、パン作りの本を見つけました。トースターで作れるパン作りの本。見ると意外と簡単そう。暇だしやってみるかと、その帰りにスーパーでイースト菌を購入。早速作ってみることに。
これは持論ですが、人間、時間にゆとりがあれば"私って何でもできるんじゃないかモード"に入りやすくなると思います。これは長野で知ったバロメーターです。もし、新しいことに挑戦できなくなった時は、心が疲れていると思われるのでしっかり休んでくださいね。
ちなみに我が家にはオーブンレンジはないので、パンを焼くトースターを使っています。食パンが2枚しか入らない小ぶりなトースターですが、持ち主の期待に応え頑張ってくれてます。

二時発酵中のパン

人生初のパン作り。捏ね方がとても難しく、綺麗な丸くなりませんでした。お目を汚すお写真でごめんなさいね。
ちなみに被せているプラスティックのケースは、冷凍庫の氷を入れるケース。家にあるもので何でもカバーするのが私の流儀です。

翌朝、夫と一緒に焼き立てを食べました。美味すぎてびっくりしました。少量の塩と砂糖も入っているので、何もつけなくても美味しく食べれました。発酵がうまくできなかったので重量重めの小麦粉の塊でしたが、とてもとても美味しかった。一緒に美味しいと言ってくれる人がいるだけで、こんなにも料理って楽しくなるんですね。パン屋さんのパンも美味しいけど、たまには自分で作るのもいいなと思いました。

食べるのが大好きな私ですが、パンを作ってみて初めて気づいたことがあります。…それはやわらかい物体をこねること!
夫のもちもちしたしっとりな手(特に尻!)を触るのも好きだけど、一次発酵後のパン生地には敵わない。もちもちもしっとりも兼ね備えていました。
きっとパンに限らず、やわらかい物体の食べ物は何でも楽しく作れそうな気がしてます。次は図書館じゃなくスーパーに行って、やわらかい物体の食べ物を物色しようと思います。

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気ままなかおり
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