就活の始まり
当時大学3年生の後期になると徐々に就活が始まり、
たくさんの企業が集まるセミナーや、エントリーシートの書き方講座とか、同学年の皆がざわざしだすなか、
わたしはこの先何がしたいのか分からず、
とりあえず学んできた英語を活かした仕事がしたいと思い、
エントリーシートも何枚も書き、一次試験で落とされる日々が幾度となく続きました。お祈りメールも何通も何通も届きました。
そういえば広告関係も面白そうだ、と思ったらもうすでにエントリーシートの受付が終わっていたり、
もう興味の持った会社のエントリーシートをとりあえず書きまくり、
おそらく100社分くらい書いて落とされるうちに力果て、
もういじけたように就活を辞めました。
大学生活って、大学で4年間学ぶことが目的なんだから、わたしは残りの大学生活は、卒論を必死で書く、と決めました。
そこからは英語の論文と関係する日本語の論文を集めて回って、ファイルに入らないくらいの論文を、当時まだ重かったノートパソコンを持って図書館や研究室にこもって、
みんなが内定を取っていく中、わたしはただひたすら英語の翻訳と戦っていました。
その結果卒業前の学部の卒論発表会に、研究室から代表して発表してほしいと教授から言われましたが、
そんなの絶対無理だと、一人暮らしの引っ越しを理由に断りました。
とにかく4年間英語を勉強し続けて、就職先は見つからないまま卒業してしまいましたが、
ちゃんと勉強した、という気持ちだけは残ったので、ある意味よかったのかもしれません。
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