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🌱しっかりサボってみる

私がいわゆる「不登校の親」になって
気付けば約9年が経ちました。
長男はどうにかこうにか?4月から大学生。
次男は中3、いまだ絶賛不登校真っ只中。

いろんなことを経験させてもらった時間。
たくさん悩んだし、
たくさん考えた。

もし、そのかけらたちが
どなたかのヒントや支えになってくれれば・・・
そんな気持ちでnoteを書いています。

少しでもヒントになるといいな

今回のシリーズでは
そんな私が出会った思考のかけらたちを
お届けします。
お付き合いいただけますと幸いです🍀

なお、ノンフィクションは今後も引き続き
以下マガジンにアップして参ります。
こちらもよろしくお願いします。


あえてのご提案

学校に行けない子供のことを考えると、
親としては不安が募りますよね?

学習が遅れるのではないか?
社会性の獲得ができないのではないか?
友達がいなくなるのではないか? など、
子供の将来を案ずるがゆえ、
悪いことが頭をよぎってしまうのは
仕方ないことだと私も思います。

これを読まれている方の中には、
まさに今その状態である方も
いらっしゃるかもしれません。

 しかし今回、私は
「親子一緒にサボろう!」
とあえてご提案したいと思います!

何言ってるんだ!?
ただでさえ休んでいるのに、
さらにサボるってどういうこと?

・・・そう言いたいお気持ち、わかります。
だからこその「あえて」なのです。

 ナニモノかとの闘い

我が家の場合、
不登校の回数としては長男2回、
次男は真っ只中です。

計3回の不登校のうち、
長男はどちらかと言えば2回とも
主要因がはっきりしていました。
(1回目は担任の先生と合わなかったこと、
2回目は起立性調節障害)

しかし次男に関しては、
恐らく初期にきっかけとなる出来事が
あったのだろうとは思いますが、
ずっと積み重ねてきた我慢や傷が多過ぎて、
現時点では何が根源だったのか
よくわからない状態です。

ただ長男も次男も、
学校に行けなくなってからしばらくは、
どんどん下降していくのがわかりました。

学校に行くのが辛く、行きたくないから
「行かない」
を選択したのにも関わらず、です。

それはあたかも、
目に見えないナニモノか
羽交い絞めにされているかのようでした。

傷つき、つまずき、
簡単には起き上がることができない。
安全な場所に避難しているはずなのに、
さらに上乗せされてくるナニモノか。

そのナニモノかによって、
彼らは「生きる力」を吸い取られ、
枯渇していく
のです。


 ナニモノとは何か?

学校に行けない子供達は、
学校に行っている子供達と自分を比較し
劣等感に苛まれることがあります。

そんな自分自身のことが許せず、
親に対しても「申し訳ない」気持ちを
抱くことが多くあります。

つまり、
自分の「学校に行けない」状態そのものが
子供自身を苦しめるナニモノかであると、
子供達を見ていて私は思い至りました。

 そんな息が詰まるような空間にいる子供達
心の底から休まることなんてできないと
私は思うのです。


あえてサボる

だから、
ここはしっかりと
「サボる」ことをやってみませんか?

親が子供に対し、
率先して一緒にサボることを提案する。

「お母さんがどうしても遊ぼって言うから」
「連れてこられちゃったよー」
と、子供が自分自身納得しやすくしてあげて、
うしろめたい気持ちを取り除き
思い切って一緒に楽しんでみましょうよ。

そんなことができるのも、
不登校になったおかげ
多数の親子では経験できないことを、
せっかくですから楽しんでみませんか?

きっと学校に行けない子供本人だけでなく、
親である私達にとっても、
いつかよい思い出に変わる日が来ますから。

親も子も
あえて「一緒にサボる」

休んでもいいんだという経験を子供が積み、
心の中に安心が蓄積されていけば、
きっと枯渇した「生きる力」は醸成されますよ。

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 ※こちらの記事は、学校を休むことを
 ただ推奨しているものではございません。

 休んでもなお、苦しさの中にいる子供達と
 そばで支える親御さん。
 必要な方に届きますように✨

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