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説明文で心は動かない【note毎日投稿5ヶ月の所感】

自分なりの主張を好き放題述べて早5ヶ月。
どうせ書くなら、読んでくれる人に理解されたいと思い、なぜそうなのかとか、だからこうなるとか、書けば書くほど文字数が増えていく。

…わかりやすくするための説明が長過ぎて、むしろ何を言っているのかわからん(−_−;)

仕事柄、『わかりやすい文章』とは、相手の能力に依存するものだということは知っている。
その分野を何も知らない人に難しい言葉を並べてはいけないが、詳しい人に分かりきったことを並べてもうざったい。
分かっちゃあいるのだけれど、念のためこれは書いておこうとか、念のため、念のため…完成する頃には念仏のような長さだ。
ねんねんころりされてしまうな。

そして、仮にその説明が伝わったとて、説明がどんなに上手でも、相手の心は動かない。
営業職のときに学んだのだけれど、折衝がどんな正論であっても、説得では相手の心は動かない。契約が決まるのは、こちらが提示した材料をもとに、「相手が自ら考え、欲しいという結論に達したとき」だ。

相手の心を動かしたいならば、余白が必要だ。
なぞなぞで、与えて良いのはヒントまで。

どこまで書いて、どこまで書かないか。
説明をしないことは、ある意味、
『相手を信じること』でもある。

Give and Take は Giveから始めよう。
誰かの心を動かしたいなら
僕が先に、心を開かなきゃ。


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