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【読書レビュー】魔術はささやく│宮部みゆきを読んだ感想
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【 おすすめ度 ★★★☆☆ 】
▼ あらすじ ▼
それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた…。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
▼ 感想 ▼
3人の女性の死、父親が横領犯の主人公、事故の目撃者、謎の老人、いろいろな人物が絡み合うストーリー。
最後まで読むと、『 良い作品だった 』と思える作品。というのも、終盤まで物語が淡々と進んでいくので平坦だからです。ただ主人公の生き様や、過去について詳しく描かれているので読み応えがあります。
ラストにはちょっと古くさいトリックが明かされますが、この作品は30年くらい前の本とのことで納得と同時にそれ以外のところでは、新鮮ささえ感じたので驚きました。
宮部みゆきの作品を読むきっかけになりました。
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