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【まとめ記事】ドラフト会議を楽しむための一冊『ドライチ』とは?

もうすぐプロ野球ドラフト会議が開催されます。今年はどんなドラマが待っているのか。先日、斎藤佑樹選手の引退がニュースになりました。
そのニュースを見ながら、『ドライチ』で読んだお話が頭に駆け巡りました。今読むとまた違った味わいがあるかもしれません。

ドラフト会議をより楽しむために、田崎健太氏の短編ノンフィクション"ドラ・シリーズ”第一弾『ドライチ』を改めてご紹介です。

僕はなぜプロで"通用しなかった"のか
僕はなぜプロで"通用した"のか 

ドライチ

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ドライチ
著 田崎健太
ページ数 272
判型 四六判
定価 1870円
出版社 カンゼン
発売日 2017年10月6日

甲子園フィーバー、メディア過熱報道、即戦力としての重圧……
ドラフトが、野球人生を劇的に変えてきた。ドラフト1位――ドライチの重みは格別であるのだと。

僕はなぜプロで"通用しなかった"のか
僕はなぜプロで"通用した"のか

ドラ1戦士が明かす、プロ野球人生『選択の明暗』

ドラ1の宿命、自分の扱いは『異常だった』(辻内崇伸)
骨折で球速10キロ減。アメリカでのピッチングとは天と地の差(多田野数人)
マスコミに追い回され、人と会いたくない。人間不信になっていました(的場寛一)
頑張れという応援が皮肉に聞こえる。鬱病だったのかもしれません(古木克明)
好き勝手書いた人たちを見返してやろうと思った。それで取材拒否してやろうって(元木大介)
困惑のドラ1指名。「プロ野球選手だったという感覚は全くない」(大越基)
笑顔なき記者会見「なんでロッテなんだ、西武は何をやっているんだ」(前田幸長)
指名された時、プロへ行く気は全くなかった。0パーセントです。(荒木大輔)
プロ野球球団から「ドラフト1位」の指名を受けて入団した選手の野球人生をクローズアップ。
ドラ1選手の大半は、高校時代に甲子園で注目を集め、高い評価と大きな期待を持たれている。
1年目の春季キャンプから脚光を浴び、活躍して当たり前という眼で見られることは、その選手にとって大変な重圧だ。
本人への丁寧な取材を通じて、華やかさのみならず躓き、苦労、厳しさ、悔しさ……本書では「ドラフト1位」選手の光と陰の両面が浮かび上がってくる。

目次

【収録選手】
CASE1 辻内崇伸(05年高校生ドラフト1巡目 読売ジャイアンツ)
CASE2 多田野数人(07年大学生・
社会人ドラフト1巡目 北海道日本ハムファイターズ)
CASE3 的場寛一(99年ドラフト1位 阪神タイガース)
CASE4 古木克明 (98年ドラフト1位 横浜ベイスターズ)
CASE5 大越基(92年ドラフト1位 福岡ダイエーホークス)
CASE6 元木大介(90年ドラフト1位 読売ジャイアンツ)
CASE7 前田幸長(88年ドラフト1位 ロッテオリオンズ)
CASE8 荒木大輔 (82年ドラフト1位 ヤクルトスワローズ)

WEB上で公開しているお試し読みを以下にまとめました。この機会に、ぜひご一読ください!

試し読み

古木克明、ドラフト1位の肖像#1――大砲として類い稀な才能、一気に評価を上げた甲子園

古木克明、ドラフト1位の肖像#2――ベイスターズは希望球団にあらず。「来るな、来るな」

古木克明、ドラフト1位の肖像#3――守備の不安消えず。三塁か外野か、一貫しなかった方針

元木大介、ドラフト1位の肖像#1――野球人生を決めた、父との約束

元木大介、ドラフト1位の肖像#2――巨人逆指名批判、ホークス入団拒否の理由

元木大介、ドラフト1位の肖像#3――一軍に生き残るためのスタイル変換「好き勝手書いた人たちを見返してやろうと」

荒木大輔、ドラフト1位の肖像#1――高校1年、早実に背番号11のエースが誕生した理由

荒木大輔、ドラフト1位の肖像#2――大輔フィーバーの影響、「僕は早稲田大学に進学するつもりだった」

荒木大輔、ドラフト1位の肖像#3――「プロに行く気0%」を変えさせた、『アイスクリーム』事件

辻内崇伸、ドラフト1位の肖像――「大阪桐蔭に入学した時、僕は平民以下の存在だった」【連載第1回】

辻内崇伸、ドラフト1位の肖像――1試合19奪三振を記録した05年夏「ホンマにあれ、奇跡なんですよ」【連載第2回】

辻内崇伸、ドラフト1位の肖像――「ジャイアンツに行きたいというよりも、関西から出たかった」【連載第3回】

辻内崇伸、ドラフト1位の肖像――「ドラ1の宿命、自分の扱いは『異常だ』」【連載第4回】

辻内崇伸、ドラフト1位の肖像――「戦力外通告にほっとした。野球人生に悔いなし」【連載第5回】


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