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記念すべき10作目! 現代日本映画のこれまでといまから『皆殺し映画通信 死んで貰います』が4月24日に発売!
映画評論家・柳下毅一郎が贈る、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存するタブーなき日本映画レビュー!
「皆殺し映画通信」が本作でなんと10作目! 10周年です!
10作目となる今作も魑魅魍魎な映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」が 次から次へとぶった斬ります !
記念すべきシリーズ10作目
『皆殺し映画通信 死んで貰います』は
4月24日より順次書店へ並びはじめます(一部地域によっては遅れがございます)
発売をお楽しみに~
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『皆殺し映画通信 死んで貰います』
柳下毅一郎 著
ISBNコード:978-4-86255-677-6
定価:2,530円(本体2,300円+税)
判型:四六判
ページ数:344P
発売日:2023年4月24日
出版社:カンゼン
記念すべき10作目! 映画評論家・柳下毅一郎が贈る、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存するタブーなき日本映画レビュー!
世界中を震撼させた新型コロナウイルス禍から日常を取り戻しつつある2022 年だったが、ロシアによるウクライナ侵攻、安倍晋三元首相銃撃事件、世界的なインフレ状況など、まさに激動の年となった。
そんななか、『 ONE PIECE FILM RED 』『すずめの戸締り』『劇場版 呪術廻戦 0 』と史上初の 3 本もの邦画作品が興行収入 100 億円突破を成し遂げ、『シン・ウルトラマン』『キングダム 2 遥かなる大地へ』と大型エンタメ作品がいずれも大ヒットを記録。閉塞感が漂う日本社会の空気とは裏腹に、日本映画界では明るいニュースが続いた一年だったと言える。
が、それはそれとして、我らが愛する皆殺し案件たちは、相変わらずその需要に対する供給過多の状況を脱することもなく「皆殺しスパイラル」が慢性化。地方映画、 2・5 次元映画、幸福映画……「誰がこんな映画作ったんだよ!」と叫びたくなる奇奇怪怪な映画たちによる世紀の祭典、皆殺しワールドカップに閉会の日が訪れる気配はまったくない。
そんな魑魅魍魎な映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」が次から次へとぶった斬る! 記念すべきシリーズ 10 作目となる本作では、怒濤の日本映画レビュー 35 本を紹介!!
イラストライター・三留まゆみをゲストに迎えた「皆殺し映画放談」では、 2022 年公開作品を語りつくし、「 2022 年ベスト 10 映画」を発表。またシリーズ 10 周年記念として『泣いて笑って豚ほるもん』藤橋誠監督との「まち映画放談」、さらに「皆殺し映画 10 年間のベスト 10 + 1 」を 特別掲載。さらに! さらに! 永久保存版特別附録「皆殺し映画通信」総索引( 50 ページ!)まで付いて、映画ファン必携の超お得な 1 冊!
目次
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【本書の内容】
はじめに 皆殺し映画を追いかけて
皆殺し映画通信 2022年の日本映画レビュー35本収録
『シン・ウルトラマン』『東京 2020 オリンピック SIDE:A』『東京 2020 オリンピック SIDE:B』『夜明けまでバス停で』『Revolution+ 1 』『大怪獣のあとしまつ』『ブラックナイトパレード』『貞子DX』『今夜、世界からこの恋が消えても』『愛国女子―紅武士道』『映画文豪ストレイドッグスBEAST』 『森の中のレストラン』など……
<皆殺し映画通信 LIVE 収録>
第一部 皆殺し映画 2022 総決算
第二部 皆殺し映画放談 2022
柳下毅一郎(映画評論家)×三留まゆみ(イラストライター)
第三部 皆殺し映画 10 周年総決算
第四部 まち映画放談 2022
柳下毅一郎(映画評論家)×藤橋誠(映画監督・まち映画制作事務所代表)
第五部 皆殺し映画 10 年間のベスト 10 映画+ 1
永久保存版特別附録 『皆殺し映画通信』総索引( 2012 - 2022 )
サンプルページ
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永久保存版特別附録 『皆殺し映画通信』総索引( 2012 - 2022 )
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著者プロフィール
柳下毅一郎 (やなした・きいちろう)
1963年大阪生まれ。映画評論家・翻訳家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の筆名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社 / 文春文庫)を町山智浩と共著。
著書『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』 青土社 など。訳書にアラン・ムーア/ジェイセン・バロウズ〈ネオノミコン〉シリーズ 、ジョン・ウォーターズ『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』(共に国書刊行会)、ウィリアム・リンゼイ・グレシャム『ナイトメア・アリー』(早川書房)など。監訳書に東京創元社などがある。2012年より日本映画の深淵を探る『皆殺し映画通信』シリーズをライフワークとして続けている。
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