チュン推しが止まらない!【にっぽんスズメ日誌】
一生推していきまっちゅん!
おかげさまでご好評いただいている「にっぽんスズメシリーズ」最新刊
『にっぽんスズメ日誌』(中野さとる 写真・文、ポンプラボ 編集)
本書の「はじめに」を全文公開です。
はじめに
スズメを被写体にするようになったのは、趣味のカメラを手に初めて立ち寄った公園でスズメの群れに出会い、何気なしに撮ってみたことがきっかけでした。最初は地味な印象の鳥だしどうかなあと思ったのですが、わたしはすぐにその世界に夢中になっていました。
それが2013年ごろのこと。昨年「中野さん、チュン担になって10年ですね」と言われ、あれから10年経ったことに気づきました。コロナ禍をはじめ、世界的にも初めてのことがいろいろ起こったこの10年ですが、個人的にも予想もしなかった多くのことを経験しました。そのひとつがInstagramなどのSNSで知らない方たちとスズメを通して交流するようになったこと。そこからスズメの本などが生まれ、海外の人にもわたしの撮ったにっぽんのスズメたちを見ていただけるようになりました。
10年前のわたしは「推し」という言葉を知りませんでした。でも今、まさにスズメを唯一無二の推しとして、チュン活に日々はげむ自分がいます。そして推し仲間でもあるSNS のフォロワーさんたちも、推し同様、なくてはならない大切な存在となっています。
チュン生に負けず人生もなかなか面白いな、と思いながら、わたしは今日もチュン活ちゅん(中)です。
書誌情報
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