読書記録『チョコレートのおみやげ』
コーヒーをお供に、夜の読書。
『チョコレートのおみやげ』(岡田 淳 (文), 植田 真 (絵)/2021.6/BL図書)
コーヒーの付け合わせをチョコにしなかったのはもったいなかった……。無印で買い物中にこちらの記事が頭をよぎって、ついりんごジャムサンドクッキーを買ってしまったので。
まあ、おいしいからいいけども。
「時間がとけていくみたい」
そう言って、おばさんが話してくれたのは、
ひとりの男とニワトリのお話。
あまいチョコレートみたいに優しい、物語の結末は……。【商品解説より】
無印のりんごジャムサンドクッキーを半分も食べきらないうちに読み終わる、短いお話。大人の考えるビターチョコな即興物語を、子どもがミルクチョコな甘さの物語に変えていくのが素敵で、チョコレートを一層特別にしてくれました。やっぱり今度無印でチョコレート買おうかなー。
異人館やら坂道やら、特定の場所を連想させるなあと考えていたら、もともと県別ふるさと童話館「兵庫の童話」に収録されていた物語らしい。兵庫県民には有名な物語なんですかね?
せっかくなので、みんフォトで兵庫県の写真を使わせてもらいました。『風見鶏の館』という場所の写真らしいです。なるほど、風見鶏。ニワトリの発想はそこから来たんでしょうね。地に根差した童話だとつくづく感心しました。今度同じ作者様の過去作品探してみようかなー。絵も素敵だから、絵描き様で探すのも楽しそうです。表紙の色遣いに心惹かれて手に取った本だから、きっと眺めるだけでわくわくする本ばかりだと思います。
ここまで書いて、りんごジャムサンドクッキーをようやく食べ終わりました。無印でよく買い物する民だと誤解されてそうですが、実はあまり利用したことがないです。おすすめのチョコ菓子があったら教えてくれると助かります。
では、ここまでお読み頂きありがとうございました。
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