『キノの旅23巻』発売日に買いました！！
そして早々にマクドナルドに移動してちょいマックの珈琲飲みつつ読破しました。時雨沢先生今作も素敵な物語をありがとうございます。イラストの黒星紅白先生も美麗なイラストをありがとうございました。年々絵の進化レベルがすさまじくて恐れおののいています。
「みんながそう言っている」の"みんな"は、あなたが選んだ人達だ。
― You Have Chambered Yourself. ―
帯で真っ先に目に入った今回のキノの旅の一言。キノの旅を知らない方に向けて教えると、キノの旅では毎回このように英文とセットになった象徴的な一言が本に書かれていて、たいていの場合帯コメントになっています。これだから紙で買うのがやめられない。
最近大阪都構想やらアメリカ大統領やら、何かを選ぶために誰かの主張を「みんながそう言っている」と声高く告げる人々を目にした身としては、時節に合った一文をこうもわかりやすく形にできる先生は本当にすごいなと感嘆します。
キノの旅は基本的に一話完結の短編をまとめた短編集の形式で、巻によって話数は結構まちまちですが、今回は口絵ノベルを除くと全八話が収録された単行本でした（エピローグ含む）。特に私が好きだったのは第一話の「ロボットの国」と、口絵ノベルの「ペンの国」。前者はおかしな救いを感じて、後者はツイッターを思い出しました。他の方は何を思い浮かべながら読んだのでしょうね。
ネタバレなしでいくので、本の感想はこのぐらいで。
今年はキノの旅20周年記念アニバーサリー！
色々動いているので、特設サイトの方もぜひ皆さんのぞいてくださいね！
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