"知る"というはじめの一歩
こんにちは!
14期ともなです
暑い日が続いていますが、皆さんはお身体お変わりありませんか。
世間はとても大変な状況にあります。一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
私たちは、東南アジアのラオスに教育支援を行っています。私が入団した当時は、ラオスの場所すら知りませんでした。しかし、活動を続けていくうちに少しずつではありますが、ラオスのことを知っていきました。その現状は、これまで何不自由なく恵まれた教育を受けてきた私にとって、衝撃的なものでした。天井に穴が空いている教室、文字が十分に見えない黒板、勉強するための文具が不十分であるなど、勉強がしたい"という思いが環境的要因によって叶えることができない。そうした状況で子どもたち一人一人は勉強しています。
"自分とは違う"、"わからない"と目を背けることは簡単ですが、"わからないからこそ知ろうとすること"、それが大切だと改めて気付いたきっかけがありました。それは、オンラインスタツアです。
私は、ラオスに行ったことがありません。現地の子どもたちがどんな場所で、どんな教育を受けているのか、この目で実際に見たことはありません。ですが、今年4月に行ったオンラインスタツアでは、リモートではありますが、現地の子どもたちと交流することができました。手話を通じて日本の学生とラオスの子どもたちがひとつになる姿がそこにはありました。言語は違えど、繋がりを実感することができる。そのことを知った時、もっとラオスについて知りたい、と思うようになりました。
私たちの力は微力です。学生が少し動いただけで劇的に何かが変わるとは思っていません。ですが、無力ではないんです。"わからないことをわかろうとする"それが最初の一歩だと思います。
現在、学生国際協力団体SIVIOはオンライン募金を行っています。ぜひ協力いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。