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人が休んでる時は僕も休む

皆さんこんにちは
この年になってようやく身体を休めることを覚えてきた寛太です。笑

というのも、昔は「オフなんて要らない!」「休む暇があったらトレーニングだ」というタイプでした。

それが今では「休みの日はしっかり休む」という考え方になりました。

若い時の自分に言ってやりたい、「休め!」と笑。
若い時って身体が無理できるから結構頑張っちゃうんですよね…

もし今このnoteを読んでるあなたが、休まず練習ばかりしている人だったり、周りにそういう子がいるのなら、休むことを覚えて(伝えて)ください。

休む事は悪ではない、むしろ成長するためには必要な事です。

なぜ僕の考え方が変わったのか、僕が経験した事をふまえてそれが伝わればと思います。
(サッカーに沿って話をするのでスポーツしてる人には分かりやすいですが、そうじゃない人はそれぞれでうまく変換して読んでくれたら幸いです。)


1.怪我のリスクが高まる

トレーニングと疲労というのは2つで1つです。
トレーニングしたら身体に疲労は蓄積されます。
疲労のたまらないトレーニングはないと思います。
(体も頭も両方とも!)

疲労がたまってるって簡単に言うと筋肉が疲れてるってことです。
そうなると筋肉さんは硬くなったり力が出なくなったり動きが悪くなります。
その状態だと体は思ったようには動きません。

なのでその状態で無理して動くと、単純に動かない筋肉が切れてしまったり、イメージと実際の動きのギャップで変な体の動かし方になってしまい関節を痛めたりします。


2.上手くならない

いろんな練習があってそれぞれ狙いも違います。
技術の練習や戦術の練習など別に疲労がたまっててもいいじゃん?と思うような練習もあります。
でも僕は「疲労がたまってない時の技術→疲労がたまってるときの技術」の応用はできると思うけど、逆の「疲労がたまってるときの技術→疲労がたまってないときの技術」この応用はできないと思います。

なぜなら良い動きのイメージをもてないからです。
疲労がたまってない時はイメージ通り体が動いて技術を身に着けやすいし、疲れたとしてもそのイメージに体を動かそうとするので本来の自分が発揮できる技術に近づくことができると思います。

でも疲れた状態での練習では、イメージ通り体が動いてないの例えうまくできたとしても実際にはイメージと体にはギャップができた状態での技術です。
そうなると疲れてない時に技術を発揮しようと思ってもギャップの分ズレがでてイメージ通り体は動いてるのにうまくいかないってことが起きると思います。

なので疲れているときに練習しても技術の習得は難しいと思います。


3.試合でいいプレーができない

これに関しては個人というよりチーム全体での話ですが、試合で通用する技術を発揮できるよにするためには練習の強度を上げた状態での練習、つまりできるだけ試合と同じ強度で練習することが大事です。

強度の高いプレスがあって、その中で判断しプレーをする。そういう中でしか試合で使えるプレーは身につきません。

緩いプレスならだれでも簡単にプレーすることができます。
その中でうまくいっても試合ではもっと強く速いプレッシャーを受けます。そうするとたちまち普段できてるプレーができなくなります。

日本人が練習ではうまいのになって昔は良く言われてましたが、少なからずこういった影響もあるのかなと思います。


4.試合に出れない

これは練習以外で個人的に筋トレやトレーニングを多くする人がなりがちなことです。(僕も何年もそうでした。。。)

試合に出るためには練習でいいプレーをして監督やコーチにアピールする必要があります。
でも疲労がたまっている状態だといいプレーはできません。
そして個人的なトレーニングの疲労は、監督やコーチなどは把握していないところなので単に「あいつパフォーマンス低いな」と思われてそれでおしまいです。

確かに個別トレーニングは他の選手と差をつけるためにや長期的な自分の目標のためには必要なことかもしれません。
ただ選手は「試合に出る」「試合に出続ける」ことが何よりも大事です。

もし個別トレーニングで疲れて練習でしっかり動けないのであればそれは本末転倒です。
何より優先すべきなのは練習で100%出せるようにすることです。
個別トレーニングはそれができないのであればしないほうがいいです。

ぼくは筋トレやりすぎて練習でちゃんとプレーできな期間が結構あります。その時は試合の日にはコンディションが戻るように調整してたし、もっともっと強くならないといけないと思いやっていました。
練習でいいプレーができずに試合にも出れない→もっと頑張る→練習でいいプレーができない→そしてやっぱり試合には出れない。そんな負のループに入った経験もあります。
(もちろん試合に出れないことのすべてがそこにあるとはおもいません)

個別トレーニングはあくまでも+α、優先すべきはチームの練習でその時100%で臨めるようにすることだということを忘れないでほしい。


最後に

よく
「人が休んでるときに練習する」
「人が寝てるときにも練習する」
「人が練習してるときはもちろん練習する」
みたいな言葉があると思います。
捉え方次第ですが、ぼくはこの考えはあまり好きではないです。
人は絶対休むし、寝ます。結局その間に他の人はっやてると思います。

そして僕自身、たくさんやってもそれが実らないことを経験しました。
それをやりきれないからサッカー選手として大した選手じゃないじゃんと言われたらそれでおしまいかもしれません。
ただ休むことしっかりしてたらまた違った未来があったかもしれないという思いも少しはあります。

だから僕は
「人が休んでる時、より良い休み方をする」
「人が寝ている時、より良い睡眠をする」
「人が練習するとき、より良い練習をする」

こうやって質を上げていくことが大事なんじゃないかなと思います。

今回は書きませんでしたが、精神的な疲労というのもあります。
精神的な疲労がたまっていてもいいプレーはできないです。それを抜くために気を張りすぎず、リラックスするためにはやはり休みは必要だと思います。

だから僕は人が休んでるとは僕も休みます
休むことも大事だということが少しでも伝わればうれしいです。



かんた
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髙橋 寛太
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