お金の使い道に後悔した時
宇多田ヒカルの『道』という曲が好きだ。
転んでも 起き上がる
迷ったら 立ち止まる
そして問う あなたなら
こんな時 どうする?
自分で選んだはずの道なのに
後悔したくなるようなアクシデントが起こるのは人生ではつきもの。
やっぱりあの時の選択は違ったんだってクヨクヨしたくなる。
先日、骨董市で鉄瓶を手に入れた。
「だいぶサビついていて、お湯を飲むには厳しいかな〜。
でも、ダメだったら、お花でもいけて飾ろうかな〜。」
なんてワクワクしていた。
そしたら店の人が
「鉄瓶でお湯を沸かすとすっごくおいしくなるし、鉄分補給もできるよ〜」
なんてすすめてきた。
そんなこんなで家に帰宅して、早速お湯を沸かして見ようと思ったら、
瓶底にポチッと光を通す穴を発見。
「騙された!」
と一瞬でショックスイッチ。
「高かったのに。」
「だから嫌なんだよ、中古品」
「私の衝動買いはこれだから」
「私なんてダメなやつ」
なんてブツブツぶつぶつ...
そんな事件がありました。
今までだったらね、そのまま後悔して、ゴミにポイっとして自分責めをして...
でもね、私は新しい技を覚えたんです。
自分のことを信じてあげる技を。
そんな時に流れるBGMが宇多田ヒカルの道。
「そして問う。あなたならこんな時どうする?」
確かに、お店の人が後からやんや言ってきたけど、
はじめの私の心のときめきは、
お花をいけたらかわいいだろうな。
だったはず。
だったらそのときめきを信じてあげよう。
ぽいっとゴミにして自分を責める前に、
キレイなお花いけてあげよう。
お花をいけるだけなら、中に小さなコップを入れたらいいじゃん。
って自分のことを信じて励ましてあげることができた。
自分を責めそうになったら、後悔しそうになったら、
宇多田ヒカルの道を口ずさもう。
「そして問う、あなたなら、こんな時どうする?」
軽快なリズムで絶妙に気にっている。
神様のイタズラなんてよくいうけれど。
選んだ道のアクシデントなんて多分、そんな感じで遊んでるだけなんだと思う。
いつまでもふて腐れたり、自分を責めたりするのをやめて
自分のことを信じて、励ましてあげられる私になれた。
テーマソングに出会えたよ。
ありがとう。
「そして問う」の言い方と手振り、顔使いは、この言い方がイケイケでオススメだよ。