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【感想】演劇企画団体 7millions 『アナタノミカタ』
人間模様の闇鍋いろんな意味でお腹一杯になる物語だった。
日常なのか非日常なのか、
コメディなのかサスペンスなのか、
優しさを描いているのか狂気を描いているのか、
それらが判別できないほどに多くの人間ドラマが詰め込まれ、作品全体が闇鍋状態になっている。
これを面白いと感じるか否かは分かれるところだろう。
しかし、「見応え」としてはじゅうぶんだ。
作りがしっかりしているだけに、細かいことが気になって
【感想】観劇三昧『池袋ポップアップ劇場season2』Vol.1
原石の煌めきだらけじゃないか!
観劇三昧で新着動画のリストを見ていたら、ふと面白そうな演目を見つけた。
「観劇三昧」と「ミクサライブ東京」という施設が主催で、毎週水曜日に20分×4劇団の舞台作品が観られるという企画のようだ。
さっそく観てみることに。
結論を言うと、「日本小劇場界の可能性」を感じた。
4作品とも、センスに満ちたアイデアを作品に落とし込み、なおかつ表現方法も巧みだった。
こんな猛
【感想】マチルダアパルトマン「ばいびー、23区の恋人」《駅前劇場ver》
上級者向け人間ドラマ風シュールコメディ。これは間違いなく人間ドラマを描いた演劇作品だ。しかし同時に、限りなくコントに近い。しっかりと笑えるし、じんと来るシーンもあるし。良い意味でカテゴライズの難しい作品だった。
地雷のような主人公
まずプロローグが衝撃的だ。
主人公と思われる女性が出てくるが、嫌悪感しか抱かないのだ。台詞も、言い方も、雰囲気も、とてもじゃないが好感が持てない。「え、この女の話を
【感想】ステージタイガー「Re:TURN!」
とてつもない熱量で突き付けられる、大人の青春群像劇!このエネルギー量は半端ではない。
憧れの俳優を追って劇団入りした主人公が、夢を追いかける若者たちのシェアハウスでうんぬんかんぬん…
そこへ「地元に戻って就職しろ」と促す身内がうんぬんかんぬん…
というステレオタイプのテーマ、設定、展開、演技etc.
見ていて恥ずかしくなるような青臭い話なのに、最後の最後までノンストップで観せつける力を秘めていた。